SAP ERP システムジョブの実行状態は、SAP ERP スケジュールジョブの実行状態を通して監視します。SAP ERP スケジュールジョブの状態は、[ジョブネットの監視]ウィンドウを使って監視します。
ジョブの状態によって、[ジョブネットの監視]ウィンドウ上のアイコンの色が変化します。アイコンの色は、正常終了が青、疑似正常が水色、異常終了が赤、強制終了が黄、警告状態が茶色、実行中/終了遅延が緑、実行待ち/開始遅延がピンク、実行遅延が紫、停止中がオレンジ、無効状態が灰色で表示されます。
なお、上記画面イメージ内のSAP ERP スケジュールジョブを表すジョブアイコンは、Systemwalker Operation Manager V13.4.1以前とSystemwalker Operation Manager V13.6.0以降とでデザインが異なります。上記画面例は、V13.6.0以降で表示されるものです。
参考
SAP ERP スケジュールジョブのアイコンをダブルクリックすると、[監視-ジョブ]ウィンドウが起動します。[監視-ジョブ]ウィンドウでは、SAP ERP スケジュールジョブの実行結果が確認できます。
注意
SAP ERP スケジュールジョブの終了コードと実行状態の表示について
以下に該当する場合は、SAP ERP スケジュールジョブの定義項目で指定した[正常終了コード上限値]を確認してください。
[監視-ジョブ]ウィンドウではジョブの正常終了時に出力される終了コードが表示されたが、[ジョブネットの監視]ウィンドウのアイコンの色は異常終了を示している。
[監視-ジョブ]ウィンドウではジョブの異常終了時に出力される終了コードが表示されたが、[ジョブネットの監視]ウィンドウのアイコンの色は正常終了を示している。