本書の目的
本書は、「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」を導入し、SAP R/3、mySAP ERPまたはSAP ERPと連携して運用するときに必要となる知識について説明しています。
以降、本書ではSAP R/3、mySAP ERPまたはSAP ERPをまとめてSAP ERPと表記します。
本書の読者
本書は、読者として以下の方を想定しています。
SAP ERPとの連携の全体像を把握したい方
SAP ERPとの連携を検討する方
SAP ERPと連携するための導入手順を知りたい方
SAP ERPのジョブをSystemwalker Operation Managerから監視・操作する方法を知りたい方
本書は、読者が以下の知識を有していることを前提に記述しています。
SAP ERPに関する基礎知識
Systemwalker Operation Managerに関する基礎知識
本書の位置づけ
必要に応じて、SAP ERPのドキュメントを参照してください。また、Systemwalker Operation Managerについては、以下のドキュメントを参照してください。
Systemwalker Operation Manager 解説書
Systemwalker Operation Manager 導入ガイド
Systemwalker Operation Manager 運用ガイド
Systemwalker Operation Manager リファレンス集
Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ
表記上の注意事項
製品の表記について
本書では、各製品を以下のように表記しています。
製品名 | 本書での表記 |
---|---|
Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携(SAP ERP ジョブ連携機能) | SAP ERP ジョブ連携または ERP ジョブ連携 |
SAP R/3 | SAP ERP |
用語/記号表記について
UNIXとWindowsでは、使用する用語/記号が異なります。特に場合分けされていない限り、UNIXの用語/記号で説明してあります。Windowsを使用する場合は、以下の用語/記号を置き換えてお読みください。
本文中の用語/記号(UNIX 用) | 置き換える用語/記号(Windows 用) |
---|---|
SYSLOG | イベントログ |
シェルスクリプト | バッチファイル |
システム管理者 | Administrators グループに属するユーザ |
グループ登録 | ローカルグループ登録 |
/(ディレクトリの階層表記) | ¥(フォルダの階層表記) |
#(システム管理者のプロンプト) | >(プロンプト) |
$(一般ユーザのプロンプト) |
略語表記について
以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2016”と表記します。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter(x64)
以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2012 R2”と表記します。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter(x64)
以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2012”と表記します。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Foundation(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter(x64)
Windows上で動作するSAP ERP ジョブ連携を“Windows版”と表記します。
Oracle SolarisはSolaris , Solaris Operating System , Solaris OSと記載することがあります。
SolarisおよびLinux上で動作するSAP ERP ジョブ連携を“UNIX版”と表記します。
Solaris上で動作するSAP ERP ジョブ連携を“Solaris版”と表記します。
以下のOS上で動作するSAP ERP ジョブ連携を“Linux版”と表記します。
Linux
Itanium以外の64ビットアーキテクチャに対応したLinux
32ビットアーキテクチャに対応したLinux上で動作するSAP ERP ジョブ連携の固有記事を“Linux x86版”と表記します。
Itanium以外の64ビットアーキテクチャに対応したLinux上で動作するSAP ERP ジョブ連携の固有記事を“Linux x64版”と表記します。
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
商標について
Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。
Microsoft、Windows、およびWindows Serverは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Red Hat は米国およびそのほかの国において登録されたRed Hat, Inc. の商標です。
Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
R/3およびSAPは、SAP AGの登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
ショートメールは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下NTTドコモ)の登録商標です。
その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
出版年月および版数
版数 | マニュアルコード |
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2018年 2月 第1版 | J2X1-8111-01Z0(00)/ J2X1-8111-01Z2(00) |
2018年 6月 第2版 | J2X1-8111-02Z0(00)/ J2X1-8111-02Z2(00) |
著作権表示
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