本節では、Job Designerの動作実績表示とSystemwalker Operation Managerの連携について説明します。動作実績表示は、Job DesignerをインストールしたPC上で利用し、Systemwalker Operation ManagerのJOBDBを動作実績表示形式のログ(動作実績表示で解析可能な形式のログファイルのことです)に変換し、各ジョブ/ジョブネットの動作実績をグラフ表示します。
Systemwalker Operation Managerが動作するサーバからJob Designerが動作するPC間のJOBDBの転送はFTPなどで行います。
以下に、連携処理の概要を示します。
(1) JOBDBの転送
Systemwalker Operation Managerが動作するサーバから、Job Designerが動作するPCにJOBDBを転送します。
(2) JOBDBの読み込み
動作実績表示で、JOBDBを読み込みます。
(3) 動作実績表示形式のログの作成
動作実績表示で動作実績表示形式のログを作成します。
(4) 動作実績グラフを作成します。
動作実績表示形式のログを読み込み各種グラフを作成します。
注意
JOBDBの文字コードについて
動作実績表示で取り扱うファイル(JOBDB)は、PC上では文字コードがSJISになります。
Systemwalker Operation Managerが動作するサーバは、WindowsだけでなくSolarisやLinuxの場合もありますので、Job Designerが動作するPCへファイルを転送する前に、文字コードを変換してから利用してください。
注意
FTPによる転送について
FTPでJOBDBを転送する場合は、BINARYモードではなく、ASCIIモードで転送してください。