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Interstage Application Server V12.1.0 J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
FUJITSU Software

29.9 EJBサービス使用時の異常

EJBサービスで異常が発生した場合の対処方法について説明します。


■異常時の対処方法

  1. IJServerのログを参照する

    EJBサービスで異常が発生した場合、IJServerのログに発生した例外のスタックトレースやコンテナのエラーメッセージを出力します。
    IJServerのログについては、“3.12 アプリケーションのデバッグ”を参照してください。

  2. システムログを参照する

    ワークユニットで異常が発生した場合、異常が発生した際の情報をシステムログに出力します。EJBアプリケーションの起動時、運用時、および停止時にワークユニットで異常が発生した場合には、システムログに出力される、異常の種別や異常を伝えるメッセージを参照してください。

  3. EJBアプリケーションの異常情報を取得する(デバッグ情報取得)

    EJBアプリケーションが異常発生時と異なるExceptionをThrowした場合、IJServerのログファイルに出力されているスタックトレース情報に、EJBアプリケーションで発生した異常が直接出力されない場合があります。EJBアプリケーションで異常が発生し、コンソール情報を参照しても異常の原因が判明しない場合は、EJBアプリケーションで発生している異常情報の取得を行い対処してください。EJBアプリケーションの異常情報の取得方法については、“3.12 アプリケーションのデバッグ”を参照してください。

  4. スレッドダンプを参照する

    スレッドダンプは、以下の契機でコンテナ情報ログ(info.log)に出力されます。

    • 起動時のタイムアウト

    • アプリケーションのタイムアウト

    • 停止時のタイムアウト

    スレッドダンプ出力についてのは、“3.12.3 スレッドダンプ自動採取”を参照してください。