JSPで使用しているクラスが見つからない場合
以下の可能性があります。それぞれの対処を行ってください。
クラスパスが正しく設定されていません。
IJServerの環境設定を見直してください。
無名パッケージのクラスを使用しています。
JSPからは無名パッケージのクラスを使用することはできません。
JSPから使用するクラスにはパッケージ名を指定してください。
クラスの設定方法については、“2.3.4 IJServerで使用するクラスの設定について”を参照してください。
JSPファイルを確認しても構文は間違っていないのに構文エラーとなる場合
【原因】
JSPファイルの文字コードと配備先のIJServerの文字コードが違っているため、JSPファイルのコンパイル時に文字化けしている可能性があります。
【対処】
以下のようにpageディレクティブのpageEncodingでJSPファイルの文字コードを指定してください。
<%@ page pageEncoding="文字コード" %>
または、以下のようにpageディレクティブのcontentTypeに指定することもできます。
<%@ page contentType="text/html; charset=文字コード" %>
上記の場合は、クライアントに返されるコンテントデータも指定された文字コードで返されます。
サイズの上限を超える場合
【現象】
以下のメッセージが出力されます。
The code of method _jspService(HttpServletRequest, HttpServletResponse) is exceeding the 65535 bytes limit
【原因】
JSPファイルのサイズが大きいため、変換したJavaファイルのメソッドのサイズが、Javaで扱える上限を超えました。
【対処】
タグ(アクションやスクリプティング要素)の間の不要な記載(スペース、コメント、改行等)がある場合は削除してください。
JSPファイルを分割し、動的にincludeを行ってください。
以前のバージョンのServletサービスでコンパイルできていたJSPが、移行(バージョンアップ)によりコンパイルに失敗するようになった場合
“30.1 Servletサービス(Tomcat5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行”を参照してください。