Symfoware Server(Postgres)、またはEnterprise Postgresを使用する場合は、PostgreSQL用のデータソースを作成して使用します。PostgreSQLのデータソースの作成方法については、以下の点を読み替えて、“4.3.6 PostgreSQLを使用する場合の環境設定”に従ってください。
Symfoware Server、またはEnterprise Postgresのクライアント機能が提供するJDBCドライバを使用してください。
クラスパス環境変数に設定するパス名は、Symfoware Server、またはEnterprise Postgresの「アプリケーション開発ガイド」の説明に従ってください。
PostgreSQL用データソースの登録時には、以下の点に注意してください。
"クライアントバージョン"は、"V5"(Interstage 管理コンソールの場合は、"PowerGres Plus V5")を指定してください。
PostgreSQL用データソースの"接続ポート番号"のデフォルト値は"5432"です。適宜変更してください。
「アプリケーションの接続先切り替え機能」を使用する場合は、以下の点に注意してください。
"接続ホスト名"はホスト名として使用できる文字列の範囲内で任意に指定してください(無視されます)。
"その他データソース・プロパティ情報"にプロパティを追加して、以下の設定を行ってください。
・データソース・プロパティ名:serverName (先頭のsは小文字です)
・データ型:java.lang.String
・データソース・プロパティ値: "host1[:port1],host2[:port2]"形式の値
データベースを更新するアプリケーションからデータソースを使用する場合は、"その他データソース・プロパティ情報"にプロパティを追加して、以下の設定を行ってください。
・データソース・プロパティ名:targetServerType (先頭のtは小文字です)
・データ型:java.lang.String
・データソース・プロパティ値:master
"接続ポート番号"は"その他データソース・プロパティ情報"の"データソース・プロパティ名:serverName "の"データソース・プロパティ値"でポート番号を省略した場合にのみ使用されます。PostgreSQL用データソースの"接続ポート番号"のデフォルト値は"5432"です。適宜変更してください。