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Interstage Application Server V12.1.0 シングル・サインオン運用ガイド
FUJITSU Software

第6章 アプリケーションの開発

  Interstage シングル・サインオンでは、Interstage シングル・サインオンの認証サーバに対して認証を行い、Interstage シングル・サインオンから通知された利用者のユーザ情報を利用したアプリケーションを開発する機能を提供します。

  本機能はJava EE 6、Java EE 7、およびJ2EEで使用することができます。J2EEを使用する場合は、以降“IJServerクラスタ”を“IJServer”に読み替えてください。

  本章では、提供するアプリケーションインタフェース、およびアプリケーションの開発方法について説明します。

  以降、業務サーバの保護リソースへのアクセスが契機になってWebブラウザを使用して認証するシングル・サインオン認証については、SSO認証と記述します。提供するJavaアプリケーションインタフェースを利用した認証についてはJAAS認証と記述します。

  なお、アプリケーションのセキュリティ対策に関しては、“セキュリティシステム運用ガイド”の“セキュリティ侵害の脅威”-“Interstage シングル・サインオン”-“セキュリティ対策”-“アプリケーションプログラミング”を参照してください。

■Java EE 6共通ディレクトリに関して
  Java EE 6共通ディレクトリはインストール時に指定できます。以降のマニュアル記述ではJava EE 6共通ディレクトリを以下のデフォルトのディレクトリで説明しています。

  C:\Interstage\F3FMisje6\var

  /var/opt/FJSVisje6

Java EE 6共通ディレクトリをインストール時に変更した場合には変更したディレクトリで読み替えてください。

■Java EE 7共通ディレクトリに関して
  Java EE 7共通ディレクトリはインストール時に指定できます。以降のマニュアル記述ではJava EE 7共通ディレクトリを以下のデフォルトのディレクトリで説明しています。

  C:\Interstage\F3FMisje7\var

  /var/opt/FJSVisje7

Java EE 7共通ディレクトリをインストール時に変更した場合には変更したディレクトリで読み替えてください。

■J2EE共通ディレクトリに関して
  J2EE共通ディレクトリはインストール時に指定できます。以降のマニュアル記述ではJ2EE共通ディレクトリをデフォルトのディレクトリで説明しています。

  C:\Interstage\J2EE\var\deployment

  /opt/FJSVj2ee/var/deployment

J2EE共通ディレクトリをインストール時に変更した場合には変更したディレクトリで読み替えてください。