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Interstage Application Server V12.1.0 シングル・サインオン運用ガイド
FUJITSU Software

2.3.6 リポジトリサーバ(参照系)の追加

  リポジトリサーバを複数台構築する場合、リポジトリサーバ(参照系)を構築します。

  リポジトリサーバ(参照系)の構築は、リポジトリサーバを構築するマシンのInterstage管理コンソールを使用して、以下の手順で行います。Interstage管理コンソールで定義する項目の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

  リポジトリサーバ(参照系)を構築するには、認証基盤構築ファイルが必要になります。認証基盤構築ファイルの生成方法については、“認証基盤構築ファイルのダウンロード”を参照してください。

  また、リポジトリサーバ(参照系)を構築するには、事前にSSOリポジトリ(スレーブ)を作成しておく必要があります。“ディレクトリサービス運用ガイド”の“環境構築”を参照してSSOリポジトリ(スレーブ)を作成してください。

  1. リポジトリサーバ(参照系)を作成するWebサーバ(Interstage HTTP Server)を選定します。
    リポジトリサーバ(参照系)を作成するWebサーバがない場合は、新規にInterstage シングル・サインオン専用のWebサーバを作成します。

  2. リポジトリサーバ(参照系)でSSL通信を行う場合は、手順1.で選定、または作成したWebサーバにSSLの設定を行ってください。SSL定義の作成については“D.1 リポジトリサーバのSSL通信環境の構築”を参照してください。

  3. [システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証基盤の構築]タブを選択してください。

  4. [リポジトリサーバ、認証サーバを別々のマシンに構築する。]を選択して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  5. 作成するサーバの選択画面が表示されます。

  6. [リポジトリサーバの作成]の[リポジトリサーバ(参照系)]を選択して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  7. [ファイルの指定]が表示されますので、リポジトリサーバ(更新系)からダウンロードした認証基盤構築ファイルを[認証基盤構築ファイル]に指定します。

  8. 認証基盤構築ファイルに設定したパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  9. [簡易設定]が表示されますので、[使用するWebサーバ]には手順1.で選定、または作成したWebサーバ名を、[リポジトリ名]には使用するSSOリポジトリを選択して、[作成]ボタンをクリックしてください。

  10. リポジトリサーバの作成が行われます。作成されたサーバの一覧が表示されますので、サーバが使用するWebサーバ名、およびポート番号を確認することができます。

  11. リポジトリサーバの作成後、リポジトリサーバを起動してください。
    リポジトリサーバの起動方法については、“4.1.1 リポジトリサーバの起動”を参照してください。

  12. 認証基盤構築ファイルを削除してください。