アプレットを起動するための注意事項を説明します。
注意
Windows Server 2012 R2 でアプレットを起動する場合
ActiveX コントロールの使用が許可されなくなったため、JBKプラグイン上で動作するアプレットが実行できません。
以下の手順で“信頼済サイト”にHTMLファイルの格納場所を表すURL を追加してください。
アプレットを起動した状態で、ブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
[信頼済サイト]を選択し、[サイト]をクリックします。
表示しているWeb サイトが、[この Web サイトをゾーンに追加する]フィールドに表示されます。[追加] をクリックします。
[閉じる]、[OK] の順にクリックします。
Internet Explorerを再起動して、再度アプレットを起動します。
注意
Windows 8.1以降 でアプレットを起動する場合
Internet Explorer 11の拡張保護モードが有効となっているため、アプレットの実行の際、コントロールの実行の問い合わせのメッセージが表示されます。
この場合、コントロールの実行の問い合わせのメッセージに対して、「コントロールの実行」を選択してください。次回の起動からは、表示されず、アプレットが正常に起動されます。
参考
クラスローダはアプレットごとに異なります。
同じJava VM上で動作する各アプレットでも、クラスローダは異なります。したがって、他のアプレットでロードしたクラス情報を共有することはできません。
ポイント
アプレットから、新しいWebブラウザを起動してWebページを表示させる方法
java.applet.AppletからWebブラウザにドキュメントを表示させるには、java.applet.AppletContextのshowDocumentメソッドを使用します。
そのとき、新規にWebブラウザを起動したい場合は、showDocumentメソッドの第2引数に、“_blank”を指定します。
ポイント
アプレットの起動状況を確認する方法
同じWebページ上のアプレットの場合は、AppletContext.getApplet()で確認することができます。
異なるWebページのアプレットの場合は、セキュリティ上の問題で、確認することはできません。