ページの先頭行へ戻る
Interstage Studio V12.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

C.6.1 J2EEコンテナからJava EEコンテナへの移行

ここでは、J2EEコンテナ向けJ2EE1.4アプリケーションをJava EEコンテナ向けに変更する方法を説明します。

注意

以下のアプリケーションはJava EEコンテナ向けに移植することはできません。

  • Webサービス(JAX-RPC)

  • Webサービスクライアント(JAX-RPC)

Webアプリケーション

以下の手順でJava EEコンテナ上で動作可能となります。

  1. プロジェクトのコンテキストメニューから[プロパティー]を選択します。

  2. [ターゲット・ランタイム]ページで[すべてのランタイムを表示]にチェックを入れます。

  3. 表示されたランタイムの中からJava EEのランタイムを選択し、[OK]をクリックします。

EJBアプリケーション

CMPを含まないEJBアプリケーションの移行処理

CMPを含まないEJBアプリケーションについては以下の手順でJava EEコンテナ上で動作可能となります。

  1. プロジェクトのコンテキストメニューから[プロパティー]を選択します。

  2. [ターゲット・ランタイム]ページで[すべてのランタイムを表示]にチェックを入れます。

  3. 表示されたランタイムの中からJava EEのランタイムを選択し、[OK]をクリックします。

CMP2.0の移行処理

CMP2.0についてJava EEコンテナとJ2EEコンテナでは以下の違いがあります。

項目

JavaEEコンテナ

J2EEコンテナ

ターゲットランタイム

JavaEEコンテナ

J2EEコンテナ

CMP拡張情報ファイル

sun-cmp-mappings.xml

FJCMP_XXXX.xml

DB定義情報

glassfish-ejb-jar.xml

FJCMP_XXXX.xml

DBテーブル情報

XXX.dbschema

なし。

このため、CMP2.0をJava EEコンテナで利用するためにはsun-cmp-mappings.xml、glassfish-ejb-jar.xml、XXX.dbschemaを新規に生成する必要があります。

Earアプリケーション

以下の手順でJava EEコンテナ上で動作可能となります。

  1. プロジェクトのコンテキストメニューから[プロパティー]を選択します。

  2. [ターゲット・ランタイム]ページで[すべてのランタイムを表示]にチェックを入れます。

  3. 表示されたランタイムの中からJava EEのランタイムを選択し、[OK]をクリックします。