ここでは、以下のようにJAX-RSアプリケーションの開発を進めます。
JAX-RSアプリケーション用のプロジェクトの作成
JAX-RSアプリケーションを作成するために、まず動的Webプロジェクトを作成します。ウィザードに従って動的Webプロジェクトを作成することで、ビルドに必要なクラスパスの設定などが自動的に行われます。
JAX-RSアプリケーションの作成
以下の手順でJAX-RSアプリケーションを作成します。
データクラスの作成
JAX-RSアプリケーションの実装で利用するデータクラスを作成します。
Applicationサブクラスの作成
HTTPリクエストをリソースクラスへ振り分けるためのApplicationサブクラスを作成します。
リソースクラスの作成
振り分けられたHTTPリクエストを処理するためのリソースクラスを作成します。
EARプロジェクトの作成
クライアントも含めて1つのアプリケーションとして配布するため、EARファイルを作成するためのプロジェクトを作成します。作成済みの動的WebプロジェクトはEARプロジェクトの作成時にEARファイルに含めることを指定します。クライアントは未作成のためクライアントのプロジェクト作成時にEARファイルに含めることを指定します。
JAX-RSクライアントアプリケーションの作成
以下の手順でクライアントとなるWebアプリケーションを作成します。
クライアントプロジェクトの作成
クライアントとしてWebアプリケーションを作成するため、動的Webプロジェクトを作成します。
データクラスの作成
JAX-RSクライアントアプリケーションの実装で利用するデータクラスを作成します。
サーブレットクラスの作成
Webアプリケーションのリクエストを受け付けるコントローラとしてのサーブレットをウィザードで作成します。
入出力画面の作成
Webアプリケーションの入出力画面をウィザードで作成します。
アプリケーションの動作確認
以下の手順でアプリケーションの動作確認を行います。
プロジェクトとサーバの関連付け
アプリケーションをどのサーバに配備するかを設定します。
ブレークポイントの設定
実行時にデバッガでプログラムの動作を確認するため、ブレークポイントを設定します。
サーバの起動
Webブラウザからのアプリケーションに対するリクエストを受けつけられるように、サーバを起動します。サーバ起動前に配備は自動的に行われます。
アプリケーションの実行
Webブラウザを起動し、アプリケーションのURLにアクセスすることで動作確認を開始します。
アプリケーションのデバッグ
プログラムをデバッグし、アプリケーションが正常に動作することを確認します。
運用環境へのアプリケーションの配布
以下の手順で運用環境への配布を行います。
アプリケーションのエクスポート
運用環境へアプリケーションを配布するため、EARファイルを作成します。
運用環境への配布
Interstage Java EE 7管理コンソールからEARファイルを配備します。