本節では、アクションを管理するAPIについて説明します。
アクションを管理するAPIは、アクション実行API、アクション停止API、およびアクション状態通知APIに分類できます。
アクション管理API共通の動作環境、注意事項、および必要ファイルについての 説明を以下に示します。
動作環境
当APIは、Systemwalker Operation Managerサーバ導入マシン上でのみ動作します。Systemwalker Operation Managerクライアントのみが導入されているマシン上では動作しません。
注意事項
コンパイル環境として、コンパイラは、VisualC++(バージョン2015)を、ランタイムライブラリは“マルチスレッド(DLL)”を使用してください。
LIBファイルおよびINCLUDEファイルは、同じバージョン/レベルで提供されたものを使用してください。
V13.2.0以降のSystemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerが混在した環境および、その混在した環境からV13.2.0以降のSystemwalker Centric Managerのみをアンインストールした環境では、実行に必要な権限が変更されます。詳細については、“Systemwalker Centric Manager APIガイド”を参照してください。
必要ファイル
上記アクション管理APIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
Windows x86版
f3crhxac.lib
f3crhxac.h
Windows x64版
f3crhxac_x64.lib
f3crhxac_x64.h
アクション管理の各APIはLIBファイルに格納し、各APIで使用する定数および構造体はINCLUDEファイルに宣言します。
これらのファイルは、Systemwalker Operation Managerをインストールしたディレクトリの“MpWalker\lib”および“MpWalker\include”配下に格納されています。