記述形式
mjshut [-sys サブシステム番号] (注) |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
ジョブ実行制御は以下の2段階の処理により機能が終了します。
ジョブ実行制御の運用の停止(mjstopコマンド)
ジョブ実行制御デーモンの停止
Systemwalker Operation Managerサーバの終了とともに、a.が自動終了し、さらにb.が自動終了します。
mjshutコマンドは、ジョブ実行制御の運用を停止し、ジョブ実行制御デーモンを停止するコマンドです。
mjstopを実行せずに本コマンドを実行した場合、次回の運用開始モードは継続モード(mjstop -wと同じ扱い)となります。
オプション
-sys サブシステム番号
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外 | コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
コマンド格納場所
Solaris | /usr/lib/mjes |
実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
ジョブスケジューラデーモンが起動中の状態で本コマンドを実行しないでください。ジョブスケジューラデーモンが起動中の状態で本コマンドを実行した場合ジョブネットが実行中のままとなる現象が発生する可能性があります。本コマンドを実行する場合はジョブスケジューラデーモンを停止してから実行してください。
Red Hat Enterprise Linux 7では、オペレーティングシステムの停止時にデーモンが自動停止する設定になっている場合でも、オペレーティングシステムを停止または再起動する時には、事前にpoperationmgr(サービス/デーモン停止コマンド)を手動で実行し、Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止してください。【Linux版】