ここでは、保守モードについて説明します。
保守モードは、管理対象サーバのハードウェアの保守、物理OSまたはVMホストの導入や保守を行う場合に設定します。保守モードでは、不要な異常イベントの通知と、サーバ故障時の自動リカバリが抑止されます。
保守モードに設定することで、以下の操作が行えます。
メンテナンスLED
メンテナンスLEDの操作が行えます。
バックアップ・リストア
システムイメージのバックアップ・リストアが行えます。
クローニング
クローニングイメージの採取・配付が行えます。
設定と解除の方法を以下に示します。
設定方法
RORコンソールのサーバリソースツリーで、保守モードに設定するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[設定]を選択します。
解除方法
RORコンソールのサーバリソースツリーで、運用モードに設定するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[解除]を選択します。
注意
ServerView Deployment Managerを使用する場合、操作によってはサーバの一時的な再起動またはシャットダウンが行われます。本製品のサーバの状態にも影響があります。
ServerView Deployment Managerから操作する前に、操作対象サーバを保守モードに設定してください。また、操作後は保守モードを解除してください。
保守モードが設定された物理サーバに対して、L-Serverを作成できません。