ここでは、RORコンソールに表示されるイベントについて説明します。
図A.19 イベント
管理対象のリソースで発生したイベントの履歴が表示されます。イベントが発生すると自動的に追加されます。
各イベントは、以下の情報で構成されています。
イベント表示情報
表示されたイベントのレベルが表示されます。
レベルには、"Error"、"Warning"、"Info"の3種類があります。
イベントが発生した年月日時刻が表示されます。
イベントに関連するテナント名が表示されます。
イベントに関連するリソース名が表示されます。
イベントに関連する識別子が表示されます。
ネットワークリソースの場合は表示されません。
イベントの内容が表示されます。
[イベント情報]のリンクをクリックすると、エラーダイアログが表示されます。エラーダイアログでは、イベントの詳細情報を確認できます。
イベント内のチェックボックスを使用して、イベントをフィルタリングできます。
チェックボックスにチェックを入れると対応する状態のイベントが表示されます。また、チェックを外すと非表示になります。
イベント内の[絞り込み]ボタンをクリックすると、[絞り込み設定]ダイアログが表示されます。一覧に表示されるイベントについて、"すべてに一致"、または"いずれかに一致"を選択したうえで、以下の項目のうち必要な条件を設定できます。
テナント
イベント情報
日時
イベントの表示条件を設定した場合、設定した条件が一覧の上に表示されます。右に表示される[×]ボタンをクリックすると、表示条件がクリアされます。
リストの項目名をクリックすると、その列の色が変化し、イベントを昇順または降順にソートできます。
リスト内には、1ページに10項目ずつ表示されます。表示するページの指定や、1ページ前/後に移動、先頭/末尾のページに移動の操作ができます。
注意
リソースの状態表示が"fatal"になるイベントの場合でも、[状態]には"Error"と表示されます。ツリーやリストから、管理対象のリソースの状態を確認してください。
参考
SPARC Enterprise Tシリーズの場合、ハードウェアのSNMP TrapのMIB(SUN-HW-TRAP-MIB.mib)のSEVERITY値に対して、本製品では以下のレベルで表示されます。
SEVERITYがCritical、Majorの場合
"Error"が表示されます。
SEVERITYがMinorの場合
"Warning"が表示されます。
SEVERITYがInformationalの場合
"Info"が表示されます。