本章では、L-Serverテンプレートの操作について説明します。
L-Serverテンプレートとは、L-Serverの仕様(CPU数、メモリ容量、ディスク容量、NIC数など)を事前に定義したひな型です。XML形式で記載します。
L-Serverテンプレートの作成方法は、以下の2通りです。
ウィザード形式のGUIを利用して作成する方法
ウィザード形式のGUIで、L-Serverテンプレートを作成する方法です。
詳細は、「15.1 ウィザード形式のGUIによる操作」を参照してください。
ポイント
【Windowsマネージャー】
ウィザード形式のGUIを利用する方法でL-Serverテンプレートを作成する場合、仮想マシンストレージポリシーを指定できません。
仮想マシンストレージポリシーを指定する場合、エディターを利用する方法でL-Serverテンプレートを作成してください。
エディタを利用して作成する方法
エディタを利用して、L-Serverテンプレートを作成する方法です。
詳細は、「15.2 エディタによる編集」を参照してください。
L-Serverテンプレートの文字コードはUTF-8にしてください。
注意
L-Platformで利用するL-Serverテンプレートについては、以下の点に注意して登録してください。
VMware以外のサーバ仮想化ソフトウェアを利用する場合、必ずVM種別を指定してください。
拡張ディスク付きのL-Serverテンプレートは利用できません。ディスク数は1つで登録してください。
モデル名を指定した物理L-Serverテンプレートは利用できません。CPU数、CPU性能、およびメモリサイズを必ず指定してください。
NICの定義は1つだけ指定してください。L-Serverテンプレートに定義したNIC数より少ない数のNICを、L-Platform内のサーバに設定した場合、L-Platformの配備やサーバの追加は失敗します。
「イメージ指定時のディスク配付設定」が有効となっているL-Serverテンプレートは利用できません。
「イメージ指定時のディスク配付設定」が有効となっているL-Serverテンプレートを利用した場合、L-Platformの配備やサーバの追加に失敗することがあります。
[ファンクション数の拡大(オンボード)]を有効にする場合、L-Platformテンプレートで、ファンクション数分のNICを追加してください。
たとえば、オンボードCNAのみ搭載された物理サーバの環境で[ポートあたりのファンクション数]を2に設定する場合、4つのファンクション(2ポート×2ファンクション)に対して、合計4つのNICを設定する必要があります。