ここでは、ネットワークデバイスの変更について説明します。
登録済みのネットワークデバイスを変更する際の流れを示します。
変更するネットワークデバイスのネットワーク構成情報を作成します。
作成したネットワーク構成情報を入力情報にネットワークデバイスを変更します。
登録済みのネットワークデバイスを変更するために必要なネットワーク構成情報(XML定義)を作成します。
以下の場合、そのネットワーク構成情報を元に変更用の入力情報になるネットワーク構成情報を作成できます。
登録時のネットワーク構成情報が存在する場合
rcxadm netconfig exportコマンドを利用し、本製品から取り出したネットワーク構成情報が存在する場合
参照
ネットワーク構成情報(XML定義)の作成については、「設計ガイド CE」の「9.4.8 ネットワーク機器をリソースとして管理する場合」を参照してください。
rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。
ネットワークデバイスの変更について説明します。
ネットワークデバイスは、以下の方法で変更できます。
ネットワークデバイスを個別に変更する場合
rcxadm netdevice modifyコマンドを利用して変更します。
複数のネットワークデバイスを一括して変更する場合
rcxadm netconfig importコマンドを利用して変更します。
注意
Converged FabricのVFABとテナントの関連付けを変更した場合、以下のいずれかの操作によって、ポートプロファイルとMACアドレスとの関連付け情報の修正を行ってください。ただし、変更後にテナントと関連付けられたVFABが、VFAB自動設定の条件を満たす場合は、以下の修正作業は不要です。
テナントとの関連付けを外部接続ポートが異なるVFABへ変更した場合、変更前の関連付け情報を削除してください。
テナントとの関連付けを外部接続ポートが同じVFABへ変更した場合、変更前の関連付け情報を削除し、変更後の関連付け情報を追加してください。
VFABとの関連付けに新たなテナントを追加する場合、修正は不要です。
VFAB自動設定の条件とは、以下に示すとおりです。
Converged Fabricに対するネットワーク構成情報(XML定義)が、以下のように設定されている。
AutoConfigureタグが省略されている、または"true"に設定されている。かつ
Netdeviceタグのportprofile属性が省略されている、または"enable"に設定されている。かつ
Vfabタグのvfabauto属性が"true"に設定されている。
参照
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。
変更できる情報については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7.2 変更」を参照してください。