VMゲストの電源操作を行う場合、対象のVMゲストを管理しているVMホストのOSアイコンをクリックして、VMゲスト一覧を表示します。
このVMゲスト一覧の各VMゲストに表示されている電源ボタンをクリックすることで、サーバブレードと同様の電源操作ができます。
電源ボタン | 色 | 状態 | 操作 |
---|---|---|---|
灰色(消灯) | 電源OFF | クリックすると電源ON操作ができます。 | |
緑(点灯) | 電源ON | クリックすると電源OFFまたはリブート操作ができます。 |
注意
VMゲストをシャットダウンするためには、事前設定が必要です。
事前設定されていないVMゲストに対してOFFやリブートを選択すると、シャットダウンされず、実行した処理がエラーになります。
詳細は、「設計ガイド VE」の「9.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。
VMゲストの電源操作を行った結果、VMゲストがほかのVMホストに移動して実行した処理がエラーになることがあります。
詳細は、「設計ガイド VE」の「9.2.2 利用する製品別の機能」を参照してください。
VMホストの起動や停止の際にVMゲストも自動的に起動、停止させたい場合、サーバ仮想化ソフトウェアの管理画面から、仮想マシンの起動とシャットダウンの設定を行います。
詳細は、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
【Windows】
電源操作を行う管理対象サーバがWindowsの際に、電源OFFまたはリブートの操作を行う場合、以下に注意してください。
コンピュータの電源ボタンを押したときのアクションが、シャットダウン以外に設定されている場合、電源操作が正常に動作しないことがあります。
Windowsのコントロール パネルで"電源オプション"を開き、[電源オプションのプロパティ]画面で[詳細設定]タブの設定を確認してください。
ログイン中のユーザーがファイルを編集している場合、ファイルを保存するメッセージダイアログが表示され、すぐにシャットダウンされないことがあります。
このような場合、ユーザーが適切な操作を行うか、一定時間(5分程度)が経過するまでシャットダウンが実行されません。