ここでは、ブレードビューアの機能概要について説明します。
ブレードビューアは、ブレードサーバの状態を物理ビューに近い形式で直感的な操作ができるGUIです。ブレードビューアでは、リソースの状態監視や操作が行えます。
図4.1 ブレードビューア
ブレードビューアで行える監視や操作を以下に示します。
リソースの状態監視
シャーシ、サーバ、L2スイッチおよび物理OSの状態監視を物理構成に近い形式で行えます。
さらに、仮想化ソフトウェアを導入した場合、VMホストとVMゲストの関係も表示されます。
サーバのハードウェアで異常が発生した場合、影響する物理OSやゲストOSを簡単に確認できます。
電源の状態表示と操作
各サーバブレード、ストレージブレードおよびVMゲストの電源状態が電源ボタンで表示されます。
また、サーバブレードとVMゲストは、電源ボタンをクリックすると電源の操作が行えます。
ラベルとコメントの表示
各物理OS、VMホストおよびVMゲストに、ユーザーが設定したラベルを表示されます。
このラベルに業務内容を表示することで、各サーバブレードで動作している業務、および障害発生時に影響を受ける業務が簡単に把握できます。
また、このラベルをクリックすると、対象リソースのコメントが表示されます。事前に障害発生時の対処方法を登録しておくと、障害発生で影響を受けている業務に対して、迅速な対応ができます。
連絡先の表示
連絡先アイコンをクリックすることで連絡先が表示されます。
事前に障害発生時のサポート技術員の連絡先などを登録しておくと、障害発生時に迅速な対応ができます。