ネットワークデバイスのネットワーク機器設定用ファイルのバックアップの実施有無は、unm_mon.rcxpropファイルの"CONFIG_BACKUP"パラメーターの指定により決定します。
ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップは、以下の契機で実行されます。
ネットワークデバイスへの自動設定が行われた場合
ネットワークデバイスを指定したrcxadm netdevice cfbackupコマンドを実行した場合
ポイント
本製品で最新のネットワーク機器設定用ファイルを管理するために、次のような操作を行った場合、rcxadm netdevice cfbackupコマンドで必ずネットワーク機器設定用ファイルをバックアップしてください。
ネットワーク機器に直接ログインし、管理情報の設定変更、サーバ証明書の更新、などネットワーク機器設定用ファイルの更新を行った場合
バックアップされたネットワーク機器設定用ファイルは、本製品のネットワーク機器設定ファイル格納域に保存されます。
ネットワークデバイスからネットワーク機器設定用ファイルをバックアップする場合、ネットワークデバイスの仕様によってバックアップする方法が異なります。
ネットワークデバイスがFTPサーバ機能を有する機器の場合
バックアップ実行時、直接ネットワークデバイスへ接続が行われ、ネットワーク機器設定用ファイルをバックアップします。
ネットワークデバイスがFTPサーバ機能を有しない機器の場合
バックアップ実行時、あらかじめrcxadm netconfigコマンドにより定義された外部FTPサーバ経由でネットワーク機器設定用ファイルをバックアップします。
参照
rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。
rcxadm netconfigコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.7 rcxadm netconfig」を参照してください。
unm_mon.rcxpropファイルについては、「設計ガイド CE」の「9.4.8.2 ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用する場合」を参照してください。