テナント利用者からの解約申請においてエラーが発生した場合、解約申請ができなくなる場合があります。
この場合、該当のL-Platform IDを確認し、L-Platform申請の無効化コマンドを使用して申請者が再度解約申請できるようにしてください。
L-Platform申請の無効化コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.13 recoverService (L-Platform申請の無効化)」を参照してください。
L-Platform操作で問題が発生した場合
テナント利用者がL-Platformに対する以下の操作を実施後、問題が発生した場合の対処の流れは以下のとおりです。
L-Platformの作成、変更、削除
ファイアーウォールやサーバロードバランサーなどのネットワークデバイスの設定、変更
図7.1 L-Platform操作による問題発生時の対処の流れ
テナント利用者がL-Platformの作成、変更、削除やネットワークデバイスの設定、変更などの操作を実施します。
問題発生
L-Platformの作成、変更、削除やネットワークデバイスの設定、変更などの操作が異常終了しました。
調査依頼
テナント利用者は、操作が失敗した原因についてテナント管理者に調査を依頼します。調査を依頼する際には、失敗した操作の内容や出力メッセージなどの情報を提供します。
テナント管理者は、テナント利用者から入手した情報をインフラ管理者に提供し、操作が失敗した原因について調査を依頼します。
原因調査
インフラ管理者は、テナント管理者から入手した情報をもとにネットワークデバイスを設定するスクリプトやハードウェア、通信経路の異常について調査します。
対処
インフラ管理者は、以下の対処を実施します。
ネットワークデバイスを設定するスクリプトに誤りがあった場合、スクリプトを修正します。
ハードウェアや通信経路に異常が発生した場合、ハードウェアを交換します。
調査結果の回答
インフラ管理者は、対処が完了したあと、テナント管理者またはテナント利用者に調査結果の回答とL-Platformに対する再操作を依頼します。
L-Platformに対する再操作
テナント利用者は、L-Platformに対して再度操作します。