以下は、シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールに登録できます。
ストレージ自動階層制御のFTRP、FTV
シン・プロビジョニングのTPP、TPV
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールと設定されていないストレージプールが、同じ優先度で存在する状況下で、L-Server作成時またはディスク増設時のリソース選択で自動選択を指定した場合、どちらのストレージプールのリソースを優先するかを設定できます。
定義ファイルを編集した場合、マネージャーを再起動してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
storage.rcxprop
定義ファイルでは、1行に1つの設定項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。
指定項目 = 指定値 |
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールと設定されていないストレージプールが同じ優先度で存在する場合、ストレージリソースの自動選択で、どちらのストレージプールのリソースを優先するかを指定します。
指定値に"true"を指定した場合
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールを優先します。
指定値に"false"を指定した場合
シン・プロビジョニングの属性が設定されていないストレージプールを優先します。
指定しない場合
"false"が設定されます。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
SELECT_THIN_PROVISIONING_POOL_FIRST = true |