テスト用のサイト証明書を使用する場合、Webブラウザに証明書のインストールが必要です。
RORコンソールにログインし、[アカウント]ダイアログを開いた状態で下記の操作をしてください。
本操作をしない場合、RORコンソールのL-Platformで申請プロセスを使用した[回送画面]ダイアログを表示できません。
なお、本章で説明している"証明書"は、"サーバ証明書"を指しています。
注意
本操作を行う前に、ライセンスの設定が完了している必要があります。ライセンスの設定については、「第4章 ライセンスの設定と確認」の「ライセンスの設定」を参照してください。
複数の管理クライアントを利用する場合は、すべての管理クライアントで本操作をしてください。
Internet Explorerの場合
[証明書]ダイアログを表示します。
アドレスバーの"証明書のエラー"をクリックすると、"証明書は信頼できません"または"証明書は無効です"と表示されます。
ダイアログの下にある"証明書の表示"をクリックします。
[証明書]ダイアログの"発行先"と"発行者"が、証明書作成時に指定したIPアドレスまたはホスト名(FQDN)になっているかを確認します。
[証明書]ダイアログで、[証明書のインストール(I)]ボタンをクリックします。
[証明書のインポートウィザード]ダイアログが表示されます。
[次へ(N)]ボタンをクリックしてください。
"証明書をすべて次のストアに配置する(P)"を選択し、[参照(R)]ボタンをクリックします。
[証明書ストアの選択]ダイアログが表示されます。
"信頼されたルート証明機関"を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
"信頼されたルート証明機関"が指定されているか確認し、[完了]ボタンをクリックします。
Webブラウザを再起動します。
Firefoxの場合
[信頼できない接続]画面が表示された状態で[危険性を理解した上で接続するには]を選択し、[例外を追加...]ボタンをクリックします。
[セキュリティ例外の追加]画面が表示されます。
[セキュリティ例外の追加]画面で[表示...]ボタンをクリックし、[証明書ビューア]を表示します。
[証明書ビューア]で、発行対象と発行者が証明書作成時に指定したIPアドレスまたはホスト名(FQDN)であるか確認します。
[セキュリティ例外の追加]画面で[セキュリティ例外を承認]ボタンをクリックします。
注意
Webブラウザに指定するURLには、証明書の作成時に指定したIPアドレスまたはホスト名(FQDN)を入力してください。証明書と異なるURLを入力した場合、証明書の警告が表示されます。
警告が表示される例を以下に示します。
ホスト名(FQDN)で作成した証明書に対して、IPアドレスを指定したURLでアクセスした場合
管理サーバに複数のIPアドレスが存在し、証明書に指定したものと異なるIPアドレスを指定したURLでアクセスした場合
Windows環境でFirefoxを使用する場合、OSへの証明書登録が必要なため、Internet Explorerにも証明書の登録を行っておく必要があります。