本付録では、本製品が提供するコマンドについて説明します。
コマンド名 | 機能 | 実行環境 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
マスタサーバ | スレーブ | 開発実行 | 連携 | |||
プライ | セカン | |||||
bdpp_addserver (注1) | クローニングイメージの採取および配備対象のスレーブサーバの登録 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_backup (注1) | 構成情報のバックアップ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
bdpp_changeimagedir (注1) | クローニングイメージ格納ディレクトリの変更 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_changeslaves (注1) | スレーブサーバ定義ファイルの反映 | ○ | ○(注4) | × | × | × |
bdpp_deployimage (注1) | クローニングイメージの配備 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_getimage (注1) | クローニングイメージの採取 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_lanctl (注2) | ネットワークパラメーターの自動設定の登録(V1.0.0 互換) | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
クローニングイメージの登録状況表示 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × | |
スレーブサーバの登録状況の表示 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × | |
bdpp_prepareserver (注2)(注6) | ネットワークパラメーターおよび iSCSI 名の自動設定の登録 | ○(注5) | × | × | × | × |
bdpp_removeimage (注1) | クローニングイメージの削除 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_removeserver (注1) | スレーブサーバの削除 | ○(注3) (注5) | × | × | × | × |
bdpp_restore (注1) | 構成情報のリストア | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
bdpp_start (注1) | Hadoop の起動 | ○ | ○(注4) | × | × | × |
Hadoop の状態表示 | ○ | ○(注4) | × | × | × | |
Hadoop の停止 | ○ | ○(注4) | × | × | × | |
外部プログラムの並列実行 | × | × | × | ○ | × | |
主キー一覧ファイルの作成 | × | × | × | ○ | × |
○:使用できます。
×:使用できません。
注1) これらのコマンドを同時に実行することはできません。また、同一コマンドを複数同時に実行できません。
注2) 同一コマンドを複数同時に実行できません。
注3) 仮想環境に導入したマスタサーバでは、これらのコマンドは利用しません。
注4) マスタサーバを二重化構成としている場合、フェールオーバーによってマスタサーバ(セカンダリ)で運用を実施するときに利用可能なコマンドです。マスタサーバ(プライマリ)で運用中の場合は、コマンドは利用しないでください。
注5) 物理環境にマスタサーバを導入し、かつクローニング機能を利用しない環境では、これらのコマンドは利用しません。
注6) 物理環境(Red Hat Enterprise Linux 7)にマスタサーバを導入した場合、本コマンドは利用しないでください。
ポイント
コマンドは、以下のディレクトリに配置されています。
/opt/FJSVbdpp/bin