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Interstage Big DataParallel Processing Server V1.2.2 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

11.5.20 Hadoop入力データファイルが0byteの場合のMapアプリケーション起動

通常、Hadoop入力データファイルが0byteである場合、ユーザが指定したMapアプリケーションは起動されません。Hadoop入力データファイルが0byteである場合でもMapアプリケーションを起動したい場合、このプロパティを有効化してください。
trueを指定した場合、Mapアプリケーションを起動します。
falseを指定した場合、Mapアプリケーションを起動しません。

設定内容

設定名
(NAME要素)

設定値
(VALUE要素)

備考

Hadoop入力データファイルが0byteの場合のアプリケーション起動

extjoiner.map.alwaysRun

true

false

省略可

デフォルトはfalseです。

注意

このオプションが有効で、かつHadoop入力データファイルが0byteの場合、以下の動作となります。

  • Hadoopジョブ実行中にDFS上に一時ファイルが作成されます。ジョブが異常終了した場合、この一時ファイルがDFS上に残る可能性があります。この一時ファイルは、extjoiner.map.alwaysRunオプションを有効としたジョブが成功すると削除されます。
    一時ファイルは、ジョブ実行ユーザーのDFS上のホームディレクトリ直下のextjoiner_dummyディレクトリ内に生成されます。ジョブ異常終了時に一時ファイルを削除する必要がある場合、上記ディレクトリを手動で削除してください。(ジョブ開始時に既に一時ファイルが存在していても、ジョブの実行に影響はありません)
    作成される一時ファイルのサイズは、最大で64バイトです。

  • HadoopのログではMapタスクに1件のレコードが渡されたかのように表示されます。また、extjoiner.map.input.getRecordCountオプションでも同様にMapタスクに1件のレコードが渡されたかのように表示されますが、Mapアプリケーションにレコードが渡されることはありません。