システムの処理
重大度コードがIの場合、プログラムの処理を続行し、 重大度コードがUの場合、プログラムを異常終了させます。 なお、重大度コードは、ファイルの定義にFILE STATUS句が指定されている場合Iとなり、 FILE STATUS句および誤り処理手続きの指定がない場合Uとなります。
プログラマの処置
必要ならファイル($1)を割り当てて、またはファイルを正しく指定して、再度実行してください。 $2に設定される文字列の意味と処置を以下の表に示します。 $3 にはエラーアドレスが設定されます。
$2 | エラーの内容 | プログラマの処置 |
---|---|---|
NOT ASSIGNED | ファイル名の指定がないか、指定された文字列に誤りがあります。 | ファイル($1)を割り当てて、またはファイルを正しく指定して、再度実行してください。 |
INVALID ASSIGN | ファイル名に続き、指定された文字列で解析エラーが発生しました。 | 以下を確認してください。
|
INVALID PATH-NAME | 指定されたファイル名に誤りがあります。 |
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INVALID LOCALSTORAGE ASSIGN | ローカルストレージの指定形式に誤りがあります。 | ローカルストレージの指定形式を確認し、正しく指定してください。 |
LOCALSTORAGE ERROR | ローカルストレージのパス取得でエラーを検出しました。 | 指定したローカルストレージ名に誤りがないか確認してください。 |
注1 : 有効なファイル機能については、“NetCOBOL for .NET ユーザーズガイド”の“注意事項”を参照してください。
注2 : 各機能とファイル編成の組み合わせについては、“NetCOBOL for .NET ユーザーズガイド”の“実行時の動作の指定”および“他のファイルシステムの使用”を参照してください。
注3 : ファイル編成がFORMAT句なし印刷ファイルの場合、指定方法に誤りがあると本エラーが検出されることがあります。 “NetCOBOL for .NET ユーザーズガイド”の“ファイル識別名 (プログラムで使用するプリンタおよび各種パラメタの指定)”を参照して、 使用するプリンタとパラメタを正しく指定してください。