ここに記載する情報は、以下の製品に適用されます。
NetCOBOL Base Edition 開発パッケージ for .NET
NetCOBOL Standard Edition 開発パッケージ for .NET
NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ for .NET
項番 | V/L(注) | P番号 | 現象 |
---|---|---|---|
1 | V2.0L10 | PH08595 | 以下の条件の場合、翻訳オプションOPTIMIZEを指定したとき、翻訳時にコンパイラが異常終了する場合があります。
*1:.NETの場合、デフォルトはNOOPTIMIZEです。 ※本障害が発生した場合、必ず翻訳時にコンパイラが異常終了します。 コンパイラが異常終了しない場合、正しいオブジェクトを生成します |
2 | V6.0.0 | PH09133 | 以下の条件の場合、Visual Studioの使用時、以下のメッセージが表示され、プロジェクトのオープンに失敗する場合があります。 プロジェクトをアップグレード中に以下のエラーが発生しました:バージョン文字列の部分が短すぎるか、または長すぎます
|
3 | V4.1.0 | PH09137 | 以下の条件の場合、Visual StudioデバッガーでCOBOLプログラムのデバッグ時、変数に値を設定すると入力した値と異なる値が設定される場合があります。
|
4 | V7.0.0 | PH09597 | 以下の条件の場合、CSV形式データを操作するSTRING文/UNSTRING文を記述したSQL CLRデータベースオブジェクトをデータベースへ配置するとき、以下のメッセージが出力され、配置に失敗します。 メッセージ 6211、レベル 16、状態 1、行 1 CREATE ASSEMBLY failed because type 'ClassLibrary1.HelloWorld' in safe assembly 'ClassLibrary1' has a static field '__REIEntry_1'. Attributes of static fields in safe assemblies must be marked readonly in Visual C#, ReadOnly in Visual Basic, or initonly in Visual C++ and intermediate language.
*1:CSV形式データを操作する文です。 *2:コンパイラオプション /optionset:sqlclr を指定した場合も該当します。 |
5 | V3.0L10 | PH10339 | 以下の条件の場合、以下のいずれかの現象が発生する場合があります。
*1: 翻訳オプションASCOMP5(ALL)または、ASCOMP5(COMP)指定時は除く。 *2: 翻訳オプションASCOMP5(ALL)または、ASCOMP5(BINARY)指定時は除く。 |
6 | V1.0L10 V7.0.0 | PH13334 | 以下の条件の場合、まれにcobolcコマンドが「内部エラーです。(コード:4012, パラメータ: 183)」のエラーメッセージを表示してエラーが発生することがあります。 (MSBuildによってcobolcを実行している場合は「error MSB6006: "cobolc.exe" はコード 3 を伴って終了しました。」のメッセージが表示されます。) [環境] マルチコアプロセッサまたは複数のプロセッサを搭載したコンピュータの場合。 [条件] 同時に複数のcobolcコマンドが実行される場合。(例えば、MSBuildの並列ビルド機能を利用した場合など) |
7 | V1.0L10 V7.0.0 | PH13959 | 以下の条件の場合、翻訳時にコンパイラが無限ループをして翻訳が完了しないことがあります(*1)。
または、
*1:無限ループが発生しない場合、翻訳処理の結果は正しいです。 *2:IF文の入れ子の例。この例では入れ子の階層は2です。 IF ~ ---------+ IF ~ --+ | ~ | | <COBOL 文> 階層2 階層1 ~ | | END-IF --+ | END-IF ----------+ *3:翻訳時のメモリの状態に依存するため、条件に一致しても無限ループしないことがあります。 |
8 | V7.0.0 | PH14299 | 以下の条件の場合、エディタの動作が遅くなる場合があります。具体的には以下の動作が遅くなります。
[環境] 以下のVisual Studioを利用している場合。
Visual Studioのロケールによって現象が発生する場合と発生しない場合があります。 [発生条件]
なお、発生条件の数値は目安です。ハードウェアスペックやOSの状態、またはVisual Studioにインストールされている他のプラグイン等の機能により数値が前後する場合があります。 |
注:V/Lは、障害が存在する範囲を示します。