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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.3.0 設計ガイド
FUJITSU Software

6.2.7 管理対象サーバのBIOS設定

VIOM/ISMを利用しない場合、管理対象サーバのBIOSを設定する必要があります。

VIOM/ISMを利用する場合、VIOM/ISMのプロファイルでブート順序の設定が必要です。詳細は、「操作ガイド VE」の「7.1.1 プロファイルの登録」を参照してください。

設定変更が必要なBIOSは、以下の3種類です。

システムBIOS

管理対象サーバ本体のBIOSです。
内蔵SCSI BIOSとFC-HBA BIOSを有効または無効に設定、ブートデバイスの優先順位を設定します。

注意

  • サーバブレードのBIOSの設定によって、シャーシの電源と連動してサーバブレードの電源を起動できます。詳細は、サーバブレードのユーザーズガイドを参照してください。

  • PRIMERGY BX900/BX400シリーズで、サーバブレードのLAN拡張カードとしてPG-LND203を搭載している場合、サーバブレードのBIOS設定でLAN拡張カードのNICを[disable]に設定しないでください。
    [disable]にした場合、サーバブレードとLANスイッチブレード間の接続が正常に表示されません。
    また、以下の機能が正常に動作しません。

    • LANスイッチブレードのVLAN設定と変更(内部ポート、外部ポート)

    • サーバ切替え(サーバ切替え時にネットワークの設定を変更する場合)

  • PRIMERGY BX900/BX400シリーズでは、ネットワークインターフェースからのブート設定時に"UEFI"と"Legacy"が表示されたときは、[Legacy]を選択してください。

  • サーバ切替え方式がHBA address renameの場合、PXE VLAN Supportは[Disabled]に設定してください。

内蔵SCSI BIOS

管理対象サーバの内蔵SCSIに関するBIOSです。
内蔵ディスクからのブートを有効または無効に設定します。

FC-HBA BIOS

管理対象サーバの拡張カードとして搭載するFC-HBAに関するBIOSです。
ファイバーチャネルスイッチ接続でSAN環境に対応したストレージを使用する設定、およびSANブートを有効または無効に設定します。


運用環境に応じて、以下を設定します。