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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

6.1.1 Desktop heap(デスクトップヒープ)の拡張方法

注意

レジストリの編集を誤ると、Windowsが起動しなくなるなどの影響が発生する場合があります。レジストリの編集には注意してください。

デスクトップヒープの変更は、システム全体に影響するため、変更後、システムの動作に問題がないか確認してください。

  1. レジストリエディタを起動します。 (REGEDT32.EXE)

  2. HKEY_LOCAL_MACHINE のサブツリーから以下のキーを表示します。

    \System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems


  3. Windowsの値の中の、SharedSectionパラメーターを修正します。

    カンマで区切られた3番目の数値(下記例の赤字部分)を、256KBずつ、20480までの範囲で拡張します。

    システムによっては、値が大きすぎると、コンソール起動時に「abnormal program termination」などのエラーメッセージが表示され、画面が動作しません。その場合は指定の範囲で調整を行ってください。

    カンマで区切られた数値は、システムにより3つの場合と4つの場合があります。どちらの場合も3番目の数値を拡張してください。

    【修正前】

    %SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows
    SharedSection=1024,3072,512 Windows=On
    SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1
    ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3
    ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ProfileControl=Off
    MaxRequestThreads=16

    【修正後】

    %SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows
    SharedSection=1024,3072,1024 Windows=On
    SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1
    ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3
    ServerDll=winsrv:ConServerDllInitialization,2 ProfileControl=Off
    MaxRequestThreads=16


  4. システムを再起動します。