ネットワークデバイスを変更する場合、定義された要素についてだけ変更が行われます。
変更できる要素は以下のとおりです。
管理IPアドレス
機器名
ロケーション
種別情報
グループID
SNMP情報
ログイン情報
監視情報
Web管理画面URL
ポート情報・S-TAG ID
複数の要素を定義すると、同時に変更できます。
管理IPアドレスは、一括変更の場合、変更対象のリソースを特定するために必ず定義してください。また、登録モード(Modeタグ)に"modify"を指定してください。
各要素を変更するためのXMLの定義例は以下のとおりです。
例
管理IPアドレスおよび機器名の使用有無の変更
<Netdevice ip="変更後の管理IPアドレス" name="変更後の機器名"> ... </Netdevice> |
ロケーションの変更
<Location>変更後のロケーション</Location> |
種別情報の変更
<Types>
<Type>変更後の種別</Type>
</Types> |
グループIDの変更
<Redundancy group_id="変更後のグループID"></Redundancy> |
SNMP情報の変更
<Snmps> <ReadCommunity>変更後のコミュニティー名</ReadCommunity> </Snmps> |
ログイン情報の変更
<LoginInfo protocol="変更後のプロトコル" auth_type="変更後の認証情報の管理方法" authority="変更後の管理者権限" check="変更後のアカウント確認"> <IpAddress>変更後の接続先IPアドレス</IpAddress> <Port>変更後の接続先ポート番号</Port> <User>変更後の接続時のアカウント</User> <Password>変更後の接続時のパスワード</Password> <PrivilegedPassword>変更後の管理者パスワード</PrivilegedPassword> <PasswordEncryption>変更後のパスワードの暗号化有無</PasswordEncryption> </LoginInfo> |
監視情報の変更
<Monitoring> <Methods> <Method>変更後の監視方法</Method> </Methods> <Interval>変更後の監視間隔</Interval> <RetryCount>変更後のリトライ回数</RetryCount> <Timeout>変更後のタイムアウト</Timeout> </Monitoring> |
Web管理画面URLの変更
<MgmtURL>変更後のWeb管理画面URL</MgmtURL> |
ポート情報・S-TAG IDの変更
<Ports> <Port name="ポート名"> <StagId>変更後のS-TAG ID</StagId> </Port> </Ports> |
参考
変更対象のネットワークデバイスの種別情報が"Fabric"または"ManagementHost"として登録されている場合、種別情報は変更できません。
対象のネットワークデバイスの種別情報を"Fabric"または"ManagementHost"から変更する場合、ネットワークデバイスの登録を解除後、再度ネットワークデバイスを登録してください。
登録済みのネットワークデバイスの種別情報については、"Fabric"および"ManagementHost"へ変更できません。
対象のネットワークデバイスの種別情報を"Fabric"または"ManagementHost"へ変更する場合、ネットワークデバイスの登録を解除後、再度ネットワークデバイスを登録してください。
変更対象のネットワークデバイスに対して、ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーが配備されている場合、冗長構成情報は変更できません。
ログイン情報の変更は、既存のログイン情報すべての置換えになります。
登録済みのログイン情報はすべて削除されます。
ポート情報の変更は、既存のポート情報すべての置き換えになります。
指定の無いポート情報は削除されます。
ただし、機器から取得したポート情報については、指定の無い場合、変更されません。