発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
帳票の複写/移動時には、帳票の登録時に指定したファイル名が引き継がれるため、複写/移動した帳票の出力を行った場合、複写/移動元の帳票のファイル名で出力されます。
以下の原因が考えられます。
ユーザアプリケーションから出力ファイル名を指定した場合
Web手元印刷(PDFファイル)用の論理あて先に拡張子(.pdf)付きのファイル名を指定して登録された帳票を、Web手元印刷(OWFファイル)用の論理あて先に対して、複写/移動と同時に出力を行っている、または複写/移動後、再出力を行っている。
Web手元印刷(OWFファイル)用の論理あて先に拡張子(.owf)付きのファイル名を指定して登録された帳票を、Web手元印刷(PDFファイル)用の論理あて先に対して、複写/移動と同時に出力を行っている、または複写/移動後、再出力を行っている。
ユーザアプリケーションから出力ファイル名を指定しない場合に、帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)の-outputfilenameオプションに拡張子付きの出力ファイル名を指定した帳票を登録した場合
Web手元印刷(PDFファイル)用の論理あて先に帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)の-outputfilenameオプションに拡張子(.pdf)付きの出力ファイル名を指定して登録された帳票を、Web手元印刷(OWFファイル)用の論理あて先に対して、複写/移動と同時に出力を行っている、または複写/移動後、再出力を行っている。
Web手元印刷(OWFファイル)用の論理あて先に帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)の-outputfilenameオプションに拡張子(.owf)付きの出力ファイル名を指定して登録された帳票を、Web手元印刷(PDFファイル)用の論理あて先に対して、複写/移動と同時に出力を行っている、または複写/移動後、再出力を行っている。
対処
以下のいずれかの対処を行ってください。
対応付けられている論理デバイスの出力方法が同じ論理あて先に複写/移動してください。
帳票の複写/移動後、複写/移動した帳票に対して帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)の-filenameオプションに複写/移動先の論理あて先に対応付けられている論理デバイスの出力方法に合わせた拡張子付きの出力ファイル名を指定して再出力を行ってください。