発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
以下の原因が考えられます。
該当する項目の項目長または領域長が短い。
指定した範囲内にデータを出力する指定になっていない。
JavaインタフェースのFormsクラスのpushRecordメソッドを使用している。
帳票様式定義の作成環境と実行環境が異なる。
入力データの文字コード系がEUCの場合、入力データに半角カタカナを使用している。この場合、項目長に「実際に出力する文字数×2」の長さを指定する必要があります。項目長が短い場合、帳票の出力時にデータが途中で切れて出力される場合があります。
入力データの文字コード系がUNICODE(UTF-8)の場合、入力データに日本語文字を使用している。この場合、項目長に「実際に出力する文字×3」の長さを指定する必要があります。項目長が短い場合、帳票の出力時にデータが途中で切れて出力される場合があります。
対処
原因に応じて以下の対処を行ってください。
該当する項目の項目長、領域長を大きくする。操作方法については、帳票設計を行う製品のマニュアルを参照してください。
該当する項目の文字配置に「圧縮」を指定する。操作方法については、帳票設計を行う製品のマニュアルを参照してください。
該当する項目の文字ピッチを指定する。操作方法については、帳票設計を行う製品のマニュアルを参照してください。
文字コード系の環境設定に合わせて、帳票の項目長を「実際に出力する文字数×2」または「実際に出力する文字数×3」に設定する。
注意
UNICODE(UCS2/UTF8)のデータを出力する場合は、項目長に、日本語文字(半角カタカナ含む)は1文字3バイト、半角英数字は1文字1バイトで計算して項目長を指定してください。日本語文字と半角文字が混在するため、指定する項目長がわからない場合は、文字数×3の長さを指定してください。
項目長が短い場合、データが途中で切れて出力される場合があります。
Shift-JISで「XML形式」のデータを帳票出力する場合は、項目長に、日本語文字(半角カタカナ含む)は1文字3バイト、半角英数字は1文字1バイトで計算して項目長を指定してください。日本語文字と半角文字が混在するため、指定する項目長がわからない場合は、文字数×3の長さを指定してください。
項目長が短い場合、文字列が途中で切れて出力される場合があります。