発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
帳票を出力するユーザアプリケーションは、List Managerへの帳票登録が完了することで正常に終了します。このため、帳票登録後に帳票が正しく出力されたかどうかは、アプリケーションの実行結果とは異なります。
帳票の出力状態が「失敗」、または「接続エラー」となり、帳票が出力されない原因として、以下が考えられます。
配信先マシンの帳票出力サーバのサービス(Listmanager Agent Service)が起動されていない。
帳票出力サーバ側のプリンタの環境設定が行われていない。
帳票管理サーバのコンピュータのネットワークの設定に誤りがある。
対処
原因に応じて以下の対処を行ってください。
配信先の帳票出力サーバのサービス(Listmanager Agent Service)を起動してください。
配信先の帳票出力サーバのプリンタの環境設定を行ってください。
配信先の帳票出力サーバのプリンタの環境設定については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。
帳票管理サーバのネットワークの設定を確認してください。
帳票管理サーバのネットワークの設定については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。また、3.3.12 帳票の配信に失敗するも参照してください。
注意
List Managerでは帳票を配信する際に、以下のネットワークの設定が行われている必要があります。
帳票管理サーバと帳票出力サーバ間で双方向の通信ができること。
帳票管理サーバと帳票出力サーバそれぞれから、 ping などで通信できることを確認してください。
帳票管理サーバと帳票出力サーバ間で双方のホスト名が解決できること。
帳票管理サーバと帳票出力サーバそれぞれから、 nslookup などでホスト名の解決ができることを確認してください。
List Managerが使用するポートが開かれていて通信可能であること。
帳票出力サーバでは、Windowsファイアウォールによってポートが閉じられている場合があります。また、ルータの設定などでポートが閉じられている場合もあります。