発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
Windows ファイアウォール機能により、帳票出力サーバのサービスのポートがブロックされるため、帳票の配信出力ができません。
以下の条件のとき、帳票を配信出力できません。
帳票出力サーバに Windows XP SP2 が適用されている。
または、帳票出力サーバのOSにWindows 7、Windows Vistaを使用している。
帳票出力サーバでWindows ファイアウォール機能を有効にしている
Windows ファイアウォールの例外に、TCPプロトコルでポート「3767(注1)」が登録されていない
帳票管理サーバから帳票出力サーバへ帳票の配信出力を行った
*1:
List Works Workstationの環境設定ファイルのキー「TcpSvrPortNum」で指定しているポート番号を設定してください。初期値は「3767」です。
対処
帳票出力サーバで以下の手順に従い、Windowsファイアウォール機能の設定を変更してください。
「コントロールパネル」の「Windows ファイアウォール」を選択します。
「全般」タブを選択し、「例外を許可しない」にチェックが入っている場合はチェックを外します。
「例外」タブを選択し、「ポートの追加」ボタンを押下します。
「ポートの追加」画面で入力項目に次の情報を入力します。
名前 :任意の文字列を入力します。
ポート :3767(*1)
TCP/UDP :TCP
「ポートの追加」画面で「スコープの変更」ボタンを押下します。
「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、帳票管理サーバのIPアドレスを設定します。
「スコープの変更」画面で「OK」を押下します。
「ポートの追加」画面で「OK」を押下します。
「例外」タブの一覧に入力した名前が表示され、チェックが入っていることを確認します。
「Windows ファイアウォール」画面上で「OK」を押下して画面を閉じます。
*1:
帳票出力サーバ(List Works Workstation)の環境設定ファイルのキー「TcpSvrPortNum」で指定しているポート番号を設定してください。初期値は「3767」です。