ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.2 操作手引書 運用管理者編
FUJITSU Software

1.10 操作ログについての設定

帳票に対する実行履歴を保存するログファイルについて以下の情報を設定します。

操作ログのログ情報

【操作ログ】タブの「ログファイルの扱い」で設定したログファイルには、リスト管理サーバの操作ログが採取されます。リスト管理サーバの操作ログは、リスト管理サーバで行われたList Worksの操作や処理を記録するログです。List Worksの操作や処理を行うたびにログが記録されます。

印刷データの操作/処理が実行された日時、ログイン名、内容など、利用状況のチェックを行い、エラーが発生した場合は、原因を分析するためにも利用することができます。


操作ログのアクセス権

操作ログの格納場所として指定するフォルダには、List Worksを使用するユーザに対するフルアクセス権が必要です。ファイルのアクセス権は、オペレーティングシステムのセキュリティの設定で行います。


ログの改ざん検知

操作ログの改ざん検知を有効にすることにより、改ざんチェックコマンド(Windows版の場合:F5CWCKLG.EXE、Solaris版の場合:lvchklog)で操作ログが改ざんされているかどうかを確認することができます。

コマンドF5CWCKLG.EXE、lvchklogの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

この設定を有効にした場合、出力に時間を要するため、操作ログ(実行履歴)を出力する操作全般の処理能力が低下します。

設定を変更すると、サービス起動時に操作ログは「ログファイルの扱い」の設定に従ってバックアップされます。ただし、「ログファイルの扱い」で「ファイルサイズを無制限にする」を設定した場合は、操作ログは削除されます。


ログの改ざん検知の注意事項