ここでは、システムログについて説明します。
システムログは、以下に出力されます。
/var/adm/messages
/var/log/messages
注意
シスログデーモンの設定によりシステムログの出力先が変更されている場合があります。
この場合は、システム管理者にシステムログの出力先を問い合わせてください。
ISIのメッセージをシステムログに出力するためには、シスログデーモンでリモートログ接続をポート番号 514/udp で待ち受けるよう設定する必要があります。
Solaris 10の場合
シスログデーモンのsyslogdの起動オプションに「-T」を追加します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されています。)
Solaris 11の場合
以下のコマンドを実行します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されていません。)
svccfg -s svc:/system/system-log setprop config/log_from_remote = true svcadm refresh svc:/system/system-log
RHEL6/RHEL7の場合
シスログデーモンのrsyslogdの定義ファイル(/etc/rsyslog.conf)を以下のように修正します。(デフォルトはリモートログ接続が設定されていません。)
$ModLoad imudp.so $UDPServerRun 514 *.* @@localhost $EscapeControlCharactersOnReceive off
RHEL7の場合
一定の期間内に大量のメッセージがシステムログに出力されると、以降のメッセージのシステムログへの出力が抑止されることがあります。
すべてのシステムログを出力する場合は、以下の設定を行ってください。
シスログデーモンのjournaldの定義ファイル(/etc/systemd/journald.conf)を編集して、以下の値を設定します。
RateLimitInterval=0
シスログデーモンのrsyslogdの定義ファイル(/etc/rsyslog.conf)を編集して、「$ModLoad imjournal」の次の行に、以下の値を設定します。
$imjournalRatelimitInterval 0
上記を設定後、システムを再起動してください。
システムログの設定の詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
ポイント
必要に応じてシスログデーモンの設定を変更してください。
シスログデーモンの設定についてはシステム管理者に問い合わせてください。