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Interstage Service Integrator V9.7.0 Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

1.2.1 ISI運用管理コンソールの起動

ISI運用管理コンソールは、以下の手順で起動します。

  1. IJServerクラスタ「ISIConsole」の起動

    注意

    IJServerクラスタ「ISIConsole」の起動は、必ず以下のユーザで起動してください。
      ユーザ名:root

    コマンドを使用した起動方法

    以下のコマンドを実行してIJServerクラスタを起動します。

    <Interstageインストールディレクトリ>\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin start-cluster ISIConsole

    /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin start-cluster ISIConsole
    iiudefstr
  2. ISI運用管理コンソールの起動

    ISI運用管理コンソール操作端末でWebブラウザを起動し、ISI運用管理コンソールのURLを指定して接続します。

    Webブラウザのアドレスに以下を指定します。

    http://ホスト名:ポート番号/isiconsole

    ホスト名:ISIをインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
    ポート番号:Interstage HTTP Server 2.2のポート番号を指定します。デフォルトは、「80」です。

    ポイント

    [スタート]メニューの[すべてのプログラム]- [Interstage Service Integrator]-[ISI運用管理コンソール(Java EE)]をクリックしても起動できます。

  3. ISI運用管理コンソールのログイン画面が表示されます。

    図1.3 ログイン画面

ログイン

ISI運用管理コンソールのセットアップ時に作成したユーザでログインします。ログインユーザの作成は“ISI Java EE導入ガイド”の“ISI運用管理コンソールのセットアップ”を参照してください。

ログインに成功した場合は、ISI運用管理コンソールのメニュー画面が表示されます。ログインに失敗した場合は、失敗した原因とともに再度ログイン画面が表示されますので、原因を取り除いたあと、再度ログインを行ってください。

ISI運用管理コンソールにログイン後、画面上部のメニュータブを切り替えることで、各機能を操作できます。
なお、各機能操作時の情報/エラーメッセージは、ISI運用管理コンソールの左下に表示されます。

図1.4 メニュー画面

ポイント

「運用の開始・停止」はコマンドからも実行できます。コマンドの実行方法は、“1.1 ISIサーバの運用管理”を参照してください。

ユーザの役割に応じた操作可能な機能の制限

ユーザの役割(ロール)に応じて、ISI運用管理コンソールの操作可能な機能を制限することができます。

ロールには以下の2種類があります。

管理者

ISI運用管理コンソールのすべての操作を行うことができます。

モニター

メッセージ処理状態やデータボックスの状態の参照ができます。
エラーとなったメッセージの再実行や運用の開始・停止など、運用管理の操作はできません。

ロールごとに操作可能な機能は以下の通りです。

表1.1 ロールごとに操作可能な機能

画面

操作

管理者

モニター

ログイン画面

ログイン

実行モニター
- メッセージ処理状態

メッセージ処理状態の表示

検索条件の設定

メッセージ詳細の表示

サービス履歴の表示

再実行

×

実行モニター
- サービス履歴

III連携の処理状態の表示

運用の開始・停止

運用状況の表示

×

ISI実行環境やサーバの起動・停止

×

データボックス

データボックスの状態表示

データのダウンロード

×

データの削除

×

ログ

ログのダウンロード

ログの環境設定

×

○:操作可能、×:操作不可能

各ロールに属するユーザの設定方法については、“ISI Java EE導入ガイド”の“ISI運用管理コンソールのセットアップ”を参照してください。