ISIからCORBAサーバに接続できない場合は、以下の原因が考えられます。必要に応じた対処を行ってください。
接続先のホスト名の名前解決に失敗している場合があります。システムログなどを確認し、ホスト名の名前解決に失敗していないか確認してください。ホスト名の名前解決に失敗している場合は、hostsファイルの内容やDNSの設定を確認し、ホスト名の名前解決をできるようにしてください。
サービスエンドポイント定義に設定されているポート番号に誤りがある可能性があります。サービスエンドポイント定義に設定されているポート番号が正しいか確認してください。
上記が原因ではない場合は、システムログまたはイベントログを参照して、odで始まるメッセージが同時刻に出力されていないか確認してください。出力されている場合は、そのメッセージの対処に従ってください。
CORBAサーバからのレスポンスの取得に失敗する場合、ISIがCORBAサーバから取得できるレスポンスのデータサイズを超過している可能性があります。“ISI Java EE運用ガイド”の“ISIサーバのチューニング”の“通信データサイズ”を参照し、CORBAサーバからのレスポンスのデータサイズよりも大きい値が設定されていることを確認してください。
CORBAクライアントからISIサーバに接続できない場合、以下の原因が考えられます。必要に応じた対処を行ってください。
ネーミングサービスを利用している場合、ネーミングサービスの設定に誤りがある可能性があります。ネーミングサービスの設定を確認してください。
IORファイルを利用している場合、ホスト名の名前解決に失敗している可能性があります。システムログなどを確認し、ホスト名の名前解決に失敗していないか確認してください。ホスト名の名前解決に失敗している場合は、以下のどちらかの対処を行ってください。
OD_or_admコマンドの-hオプションにIPアドレスを指定し、IORファイルを再作成してください。
OD_or_adm -c IDL:esi/corbaservice:1.0 -a ISICrbI_ISI実行環境名 -h IPアドレス -p ポート番号 -L UNICOCE -o ファイル名
hostsファイルの内容やDNSの設定を確認し、ホスト名の名前解決をできるようにしてください。
ISIサーバからの復帰ペイロードにnullが設定されている可能性があります。復帰するペイロードにnullが設定されないように、シーケンス定義を見直してください。