以下の原因が考えられます。必要に応じた対処を行ってください。
ISIの定義が配置されていない可能性があります。定義の配置については、“ISI アプリケーション開発ガイド”の“定義の作成と登録”を参照してください。
メディエータファンクション定義が登録されていない可能性があります。esideflistコマンドを使用して、メディエータファンクション定義が登録されているか確認してください。登録されていない場合は、esidefaddコマンドを使用して配置しようとするワークディレクトリに対してメディエータファンクション定義を登録してください。esideflistコマンド、およびesidefaddコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”の“esideflist”コマンド、および“esidefadd”コマンドを参照してください。
異なるISIプロジェクトからサーバに定義を登録・配置された可能性があります。誤って定義をサーバに登録・配置してしまった場合、サーバのbackupディレクトリ配下に、定義を登録したISIクライアントのIPアドレスごとにディレクトリが作成されます。そこから定義をリストアできます。リストアした定義を配置してください。バックアップした定義をリストアする方法は、“ISI リファレンス”の“esidefrestore”を参照してください。定義を配置する方法は、“ISI リファレンス”の“esidefdeploy”を参照してください。
バックアップした定義は、以下のディレクトリ配下に格納されます。
“<INSDIR>\var\temp\backup”
“/opt/FJSVesi/var/temp/backup”
【バックアップファイル名】
backupディレクトリ配下に、定義を登録したISIクライアントのIPアドレスごとにディレクトリが作成されます。以下は、IPアドレスが“10.10.10.100”のISIクライアントから登録した例です。
例)
“<INSDIR>\var\temp\backup\10.10.10.100”
“/opt/FJSVesi/var/temp/backup/10.10.10.100”
この配下に、“yyyyMMdd_HHmmssSSS.zip”(ミリ秒までの日時のzip形式)というファイル名でバックアップファイルが作成されます。
例)“20091025_094015234.zip”
ISI定義を分けて運用する場合、この配下に、登録対象のISIプロジェクト名が追加された“ISIプロジェクト名_yyyyMMdd_HHmmssSSS.zip”(ミリ秒までの日時のzip形式)というファイル名でバックアップファイルが作成されます。
例)“ISIprj_20091025_094015234.zip”