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Interstage Service Integrator V9.7.0 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

10.2.1 HTTPの定義

ISIからHTTPのサービスを呼び出すためのサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“HTTP”を指定します。

画面例

図10.13 HTTPの画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.9 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“HTTP”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定した“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。

ISIサーバ名

指定不要です。

シーケンス名

指定不要です。

接続先URL

接続先WebサービスのURLを指定します。

日本語文字を含むURLを指定することはできません。

必須

http://MyHost/services/MyService

リソースパス伝送を使用する

リソースパス伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.resourcepath”にマッピングされている値を[接続先URL]の後ろに付加したURLを使用してWebサービスに接続します。

チェックボックスがオフ(チェックなし)の場合、[接続先URL]で指定した値を使用してWebサービスに接続します。

使用しない(チェックなし)

接続タイムアウト時間(ミリ秒)

接続が確立できない場合のタイムアウト時間をミリ秒で指定します。

0~999999の範囲の整数を指定してください。

指定を省略した場合、0(タイムアウトなし)になります。

ただし、0が指定された場合、またはOSのTCPのタイムアウト値の方が短い場合は、OSの設定値が有効になります。

60000

レスポンスタイムアウト時間(ミリ秒)

接続先から応答がない場合、接続を切断するタイムアウト時間をミリ秒で指定します。

0~999999の範囲の整数を指定してください。

指定を省略した場合、0(タイムアウトなし)になります。

60000

HTTPメソッド名

HTTPリクエストのHTTPメソッドを、以下から選択します。HTTPメソッドがPOSTまたはPUTの場合のみ(伝送を利用する場合を含む)、HTTPリクエストのボディ部を送信できます。

  • GET(デフォルト)

  • POST

  • PUT

  • DELETE

  • OPTIONS

  • HEAD

  • 伝送を利用
    伝送を利用する場合、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.method”にマッピングされている値を使用します。

必須

POSTを選択

Content-Type

HTTPリクエストのContent-Typeを指定します。以下から選択します。

  • ダイレクト入力(デフォルト)
    表示される入力フィールドに値を直接入力します。デフォルトはtext/plainです。

  • 伝送を利用
    ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.header.content-type”にマッピングされている値を使用します。本項目を選択した場合、入力フィールドは無効になります。

必須

application/xml

同期サービス呼出しをエラーとするステータスコード

同期サービス呼出しをエラーとするHTTPレスポンスのステータスコードの範囲を指定します。使用可能な文字は、数字、ハイフン(-)、カンマ(,)のみです。100文字以内で指定してください。

例えばHTTPレスポンスのステータスコードが200~299の範囲である場合のみを正常として扱い、それ以外のステータスコードが返却された場合を全て異常として扱いたい場合、「000-199,300-999」と入力します。

HTTPレスポンスのステータスコードが指定したステータスコードの範囲に該当する場合、同期サービス呼出しはエラーとなります。指定したステータスコードの範囲に該当しない場合は、同期サービス呼出しは成功となります。

000-199,300-999

HTTPヘッダ伝送を使用する

HTTPヘッダ伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、以下の2つの処理を行います。

  • ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.header.<HTTPヘッダのfield-name>”をHTTPリクエストのHTTPヘッダにマッピングします。ただし、Content-Typeは、定義項目の[Content-Type]で指定した値が優先されます。

  • HTTPレスポンスのHTTPヘッダをISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.header.<HTTPヘッダのfield-name>”にマッピングします。

使用しない(チェックなし)

Basic認証を実施

Basic認証を行うかどうかを指定します。
Basic認証を行う場合は、[Basic認証を実施]チェックボックスをオン(チェックつき)にし、[Basic認証のログインユーザ名]、[Basic認証のログインパスワード]を指定してください。

行わない(チェックなし)

Basic認証のユーザ名

Basic認証のユーザ名を指定します。

日本語文字を使用することはできません。

[Basic認証を実施] チェックボックスがオン(チェックつき)の場合は必須

Basic認証のパスワード

Basic認証のパスワードを指定します。