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Interstage Service Integrator V9.7.0 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

10.1.7 MQ連携の定義

WebSphere MQのキューからメッセージを受信するためのインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“MQ”を指定します。

画面例

図10.10 MQ連携(J2EE実行環境)の画面例(プロパティビュー)

図10.11 MQ連携(Java EE実行環境)の画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.7 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“MQ”が表示されます。

メッセージング

“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。

ISIサーバ名

接続するISIサーバ名を指定します。

J2EE実行環境の場合、以下のどちらかの形式で指定してください。

  • ESIServer(デフォルト)

  • ESIServer_識別子
    識別子は、5文字以内の半角英数字です。

Java EE実行環境の場合、以下のどちらかの形式で指定してください。

  • ISISrv

  • ISISrv_ ISI実行環境名
    ISI実行環境名は、13文字以内の半角英数字です。

必須
ESIServer

シーケンスルーティングを使用する

シーケンスで振り分けるかどうかを指定します。

シーケンスの代わりにルーティングを指定してメッセージを振り分ける場合は、チェックボックスをオン(チェックつき)にし、ルーティング名を選択してください。

デフォルトは、“シーケンスで振り分ける”(チェックなし)です。

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

キュー・マネージャー接続方式

キュー・マネージャーとの接続方法を指定します。

  • バインディング:MQサーバーを利用したバインディング接続

  • クライアント:MQクライアントを利用したクライアント接続

クライアント・チャネル定義テーブル

MQクライアントを利用したクライアント接続を実施する際に、クライアント・チャネル定義テーブルを利用するかどうかを指定します。

  • 利用する:クライアント・チャネル定義テーブルを利用します。

  • 利用しない:クライアント・チャネル定義テーブルを利用しません。

クライアント・チャネル定義テーブル配置先

クライアント・チャネル定義テーブルを利用する場合に、クライアント・チャネル定義ファイルの配置先をURI形式で指定します。

1024文字以下の文字列で指定してください。使用可能な文字の制限については、MQのマニュアルを参照してください。

なお、CCDTはISIと同一筐体に配置してください。ftpプロトコルは非推奨です。

ホスト名

クライアント・チャネル定義テーブルを利用しない場合に、MQサーバーが配置されたサーバのホスト名を指定します。

264文字以下の文字列で指定してください。使用可能な文字の制限については、MQのマニュアルを参照してください。

チャネル名

クライアント・チャネル定義テーブルを利用しない場合に、MQサーバーと接続するMQIチャネルのチャネル名を指定します。

20文字以下の文字列で指定してください。使用可能な文字の制限については、MQのマニュアルを参照してください。

ポート番号

クライアント・チャネル定義テーブルを利用しない場合に、MQサーバーとの接続で利用するポート番号を指定します。

0~65535の整数値で指定してください。

TCP/IP接続の共用数

クライアント・チャネル定義テーブルを利用しない場合に、単一のTCP/IP接続が共用できるMQIチャネルの数を指定します。

0~999,999,999の整数値で指定してください。

0が指定された場合、MQ V6.0と同等の動作となります。

ユーザID

キュー・マネージャーとの接続で使用するユーザIDを指定します。

パスワード

キュー・マネージャーとの接続で使用するパスワードを指定します。

CCSID

MQサーバーとの接続で利用する接続用文字コードセットID(数値)を指定します。