HTTPのメッセージング機能を利用したインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“HTTP”を指定します。
画面例
図10.1 HTTPの画面例(プロパティビュー)
指定例
項目 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|
接続方式 | サービスエンドポイント作成時に指定した“HTTP”が表示されます。 | |
メッセージング | サービスエンドポイント作成時に指定した“同期”が表示されます。 | |
キュー名 | 指定不要です。 | |
ISIサーバ名 | 接続するISIサーバ名を指定します。 Java EE実行環境の場合、以下のどちらかの形式で指定してください。
| 必須 |
シーケンス名 | 実行するシーケンス名を選択します。 | 必須 |
[参照]ボタン | シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。 | |
HTTPメソッド名 | 受け付け可能なHTTPリクエストのメソッド名を、以下から選択します。選択されていないメソッドのHTTPリクエストを受け取った場合、エラーとなります。[すべてのメソッド]を選択した場合、6つのメソッドを全て受け付けることができます。
| 必須 POSTを選択 |
メソッド伝送を使用する | メソッド伝送を使用するかどうかを指定します。 チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPリクエストのメソッド名をISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.method”にマッピングします。 | 使用しない(チェックなし) |
HTTPヘッダ伝送を使用する | HTTPヘッダ伝送を使用するかどうかを指定します。 チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、以下の2つの処理を行います。
| 使用しない(チェックなし) |
シーケンス成功時のレスポンス | ||
ステータスコード | ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのHTTPレスポンスのステータスコードを指定します。 | 必須 200 |
Content-Type | ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのHTTPレスポンスのContent-Typeを指定します。 | 必須 text/plain |
ステータスコード伝送を使用する | ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのステータスコード伝送を使用するかどうかを指定します。 チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPレスポンスのステータスコードに、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.status”にマッピングされている値を使用します。応答フレーズはステータスコードに応じて自動的に付与されます。 ISIの共通メッセージから値が取得できなかった場合、[ステータスコード]で指定した値を使用します。 | 使用しない(チェックなし) |
Content-Type伝送を使用する | ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのContent-Type伝送を使用するかどうかを指定します。 チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPレスポンスのContent-Typeに、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.header.content-type”にマッピングされている値を使用します。 値が取得できなかった場合、[Content-Type]で指定した値を使用します。 | 使用しない(チェックなし) |
シーケンスエラー時のレスポンス | ||
ステータスコード | ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出しなど)がエラーとなったときのHTTPレスポンスのステータスコードを指定します。 インバウンドのHTTPアダプタ内でエラーが発生した場合も、本項目で指定した値を使用します。 | 必須 500 |