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Interstage Service Integrator V9.7.0 ISI Studio ヘルプ
FUJITSU Software

10.1.1 HTTPの定義

HTTPのメッセージング機能を利用したインバウンドサービスエンドポイントを定義する場合、接続方式“HTTP”を指定します。

画面例

図10.1 HTTPの画面例(プロパティビュー)

指定例

表10.1 プロパティの項目

項目

説明

指定例

接続方式

サービスエンドポイント作成時に指定した“HTTP”が表示されます。

メッセージング

サービスエンドポイント作成時に指定した“同期”が表示されます。

キュー名

指定不要です。

ISIサーバ名

接続するISIサーバ名を指定します。

Java EE実行環境の場合、以下のどちらかの形式で指定してください。

  • ISISrv

  • ISISrv_ ISI実行環境名
    ISI実行環境名は、13文字以内の半角英数字です。

必須
ISISrv

シーケンス名

実行するシーケンス名を選択します。

必須
calctest

[参照]ボタン

シーケンスエディタまたは[新規シーケンス]ダイアログボックスを表示します。

HTTPメソッド名

受け付け可能なHTTPリクエストのメソッド名を、以下から選択します。選択されていないメソッドのHTTPリクエストを受け取った場合、エラーとなります。[すべてのメソッド]を選択した場合、6つのメソッドを全て受け付けることができます。

  • GET(デフォルト)

  • POST

  • PUT

  • DELETE

  • OPTIONS

  • HEAD

  • すべてのメソッド

必須

POSTを選択

メソッド伝送を使用する

メソッド伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPリクエストのメソッド名をISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.method”にマッピングします。

使用しない(チェックなし)

HTTPヘッダ伝送を使用する

HTTPヘッダ伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、以下の2つの処理を行います。

  • HTTPリクエストのHTTPヘッダをISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.request.header.<HTTPヘッダのfield-name>”にマッピングします。

  • ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.header.<HTTPヘッダのfield-name>”をHTTPレスポンスのHTTPヘッダにマッピングします。ただし、Content-Typeは、[シーケンス成功時のレスポンス]で指定した値となります。

使用しない(チェックなし)

シーケンス成功時のレスポンス

ステータスコード

ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのHTTPレスポンスのステータスコードを指定します。

必須

200

Content-Type

ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのHTTPレスポンスのContent-Typeを指定します。

必須

text/plain

ステータスコード伝送を使用する

ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのステータスコード伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPレスポンスのステータスコードに、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.status”にマッピングされている値を使用します。応答フレーズはステータスコードに応じて自動的に付与されます。

ISIの共通メッセージから値が取得できなかった場合、[ステータスコード]で指定した値を使用します。

使用しない(チェックなし)

Content-Type伝送を使用する

ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出し)が正常終了したときのContent-Type伝送を使用するかどうかを指定します。

チェックボックスがオン(チェックつき)の場合、HTTPレスポンスのContent-Typeに、ISIの共通メッセージのヘッダキー“com.fujitsu.esi.http.response.header.content-type”にマッピングされている値を使用します。

値が取得できなかった場合、[Content-Type]で指定した値を使用します。

使用しない(チェックなし)

シーケンスエラー時のレスポンス

ステータスコード

ISIのシーケンス処理(同期サービス呼出しなど)がエラーとなったときのHTTPレスポンスのステータスコードを指定します。

インバウンドのHTTPアダプタ内でエラーが発生した場合も、本項目で指定した値を使用します。

必須

500