HTTPを利用してISI呼び出しを行うアプリケーションは、次の条件を満たすHTTPクライアントとして作成します。
HTTP/1.1に準拠していること
HTTPクライアントは、Java言語などで開発できます。Java言語で開発する場合、Java標準で提供されているjava.net.HttpURLConnectionなどのAPIを利用できます。
また、アプリケーションを開発せずにWebブラウザなどのツールを利用してHTTPメッセージを送信することもできます。
HTTPクライアントからメッセージを送信する宛先のURLは以下の形式です。URLに日本語が含まれている場合、またはクエリストリングで指定するサービスエンドポイント名が日本語の場合は呼び出せません。
サービスエンドポイント名指定によるISI呼出し
サービス利用側でURLにサービスエンドポイント名とリソースパスを付加し、送信先にHTTPメッセージを送信します。リソースパスは"/"から始まるURLの一部(サービスエンドポイント名以降)です。
http://ホスト名:ポート番号/esihttp_ISI実行環境名/ESIHttpServer?サービスエンドポイント名[リソースパス]
例)
ホスト名:MyHost
ポート番号:省略(80)
ISI実行環境名:Unit01
サービスエンドポイント名:endpointA
リソースパス:/xxx/yyy/zzz
http://MyHost/esihttp_Unit01/ESIHttpServer?endpointA/xxx/yyy/zzz
エラー発生時の動作
ISIサーバでエラーが発生した場合、インバウンドのサービスエンドポイントのプロパティの“シーケンスエラー時のレスポンス”に指定したステータスコードでレスポンスを返します。共通メッセージのペイロードは返却されません。