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Interstage Service Integrator V9.7.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

1.1 サービス提供側のアプリケーションの設計

サービス提供側のアプリケーションには、以下の種類があります。

表1.1 サービス提供側のアプリケーションの種類

接続方式

アプリケーション

概要

HTTP

HTTPサーバアプリケーション

HTTPメッセージの受信、処理、応答を行うアプリケーションを開発します。

ISIはこのHTTPサーバアプリケーションに対してHTTPメッセージの送信や取得を行います。

SOAP

Webサービスアプリケーション

SOAPメッセージの受信、処理、応答を行うアプリケーションを開発します。

ISIはこのWebサービスアプリケーションに対して、SOAPメッセージの送信や取得を行います。

DB

データベース

ISIがデータベースへ接続する際のアプリケーション開発はありません。

ISIはデータベースのテーブルに対してデータの取得・更新を行います。

FTP

FTPサーバ

ISIがFTPへ接続する際のアプリケーション開発はありません。

ISIはFTPサーバに対してデータを送信します。

CORBA

CORBAアプリケーション

CORBAサーバアプリケーションとして、メッセージの受信、処理、応答を行うアプリケーションを開発します。

ISIはこのCORBAサーバアプリケーションに対して、メッセージの送信や取得を行います。

MQ

WebSphere MQ

ISIがWebSphere MQへ接続する際のアプリケーション開発はありません。

ISIはWebSphere MQのキューにメッセージを送信します。

MQD

MQD

ISIがMQDへ接続する際のアプリケーション開発はありません。

ISIはMQDのキューにメッセージを送信します。

III連携

Interstage Information Integrator(以降、IIIと略します)の処理プロセス

ISIがIIIへ接続する際のアプリケーション開発はありません。

ISIはIIIの処理プロセスのデータ収集ファンクションに対してデータを渡します。

ISIサーバ間連携を行う場合は、キュー間転送を利用することができます。

上記以外のアプリケーションと接続する場合は、カスタムアダプタを開発することでISIとの接続が可能です。カスタムアダプタの開発については、“第4章 アダプタの開発”を参照してください。