管理サーバ(ITサービス管理機能)のホスト名またはIPアドレスや、ITサービス管理のWebコンソールのポート番号、通信方式(HTTPS通信)の変更を反映します。
事前の確認
- スーパー・ユーザーで実行してください。
-
手順の中で、変更対象として記載されている以下のパラメータを確認してください。
- 管理サーバ(ITサービス管理機能)のホスト名またはIPアドレス(IPv4)
- ホスト名を指定する場合は、名前解決ができることを確認してください。
- Webコンソールで利用されるURLに埋め込まれるため、ブラウザからアクセスできる値を指定してください(localhostなどローカルループバックアドレスは指定しないでください)。
- <ITサービス管理の接続先>
- 以下の形式で指定してください。
-
スキーム://管理サーバ(ITサービス管理機能)のホスト名またはIPアドレス(IPv4):ITサービス管理のWebコンソールのポート番号
- ITサービス管理のWebコンソールをHTTPS通信に変更した場合は、スキームに「https」を指定してください。それ以外の場合は「http」を指定します。
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例)
http://198.51.100.10:18311
手順
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"/etc/opt/FJSVbsmcom/dashboard.properties"をテキストエディタで開き、以下の設定を行います。
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管理サーバ(ITサービス管理機能)のホスト名またはIPアドレス(IPv4)を変更した場合
setup.itsm.server.hostの設定を変更します。
setup.itsm.server.host=管理サーバ(ITサービス管理機能)のホスト名またはIPアドレス(IPv4)
- ポート番号を変更した場合
setup.itsm.server.portの設定を変更します。
setup.itsm.server.port=ITサービス管理のWebコンソールのポート番号
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"/etc/td-agent/plugin/akp/document/config.json"をテキストエディタで開き、base_urlの<ITサービス管理の接続先>を変更します。
{
"otrs": {
"otrs.config": {
…
"base_url": "<ITサービス管理の接続先>/otrs/nph-genericinterface.pl/Webservice",
…
-
"/etc/td-agent/plugin/dashboard/ticket/get_itsm_tickets.json"をテキストエディタで開き、base_urlの<ITサービス管理の接続先>を変更します。
{
"ticket": {
…
"ticket.system.config": {
"base_url": "<ITサービス管理の接続先>/otrs/nph-genericinterface.pl/Webservice",
…
-
"/etc/opt/FJSVbsmdsb/deleter/ticket_deleter.conf"をテキストエディタで開き、itsm.ticket.search.urlの<ITサービス管理の接続先>を変更します。
[TicketDeleter]
…
itsm.ticket.search.url = <ITサービス管理の接続先>/otrs/nph-genericinterface.pl/Webservice/Dashboard/TicketIDs
…
-
"/etc/opt/FJSVbsmana/deleter/config/deleter.conf"をテキストエディタで開き、 itsm.ticket.search.urlとitsm.faq.search.urlの<ITサービス管理の接続先>を変更します。
[TicketDeleter]
…
itsm.ticket.search.url = <ITサービス管理の接続先>/otrs/nph-genericinterface.pl/Webservice/Dashboard/TicketIDs
itsm.faq.search.url = <ITサービス管理の接続先>/otrs/nph-genericinterface.pl/Webservice/Dashboard/FAQIDs
…
-
運用分析ダッシュボードにログインします。
-
[TicketID]フィールドの設定を変更します。
-
Side Navigationの[Management]をクリックします。
-
[Index Patterns]をクリックします。
-
[itsm.tickets]、[itsm.tickets.change_management]、[itsm.tickets.monitoring_incident]の各運用データのそれぞれに対して以下を行ってください。
- nameが[TicketID]のフィールドのcontrolsの鉛筆アイコンをクリックします。
一覧上部にある検索バーにキーワードを入力することで一覧をフィルタリングできます。
- Url Templateの<ITサービス管理の接続先>の部分を変更します。
<ITサービス管理の接続先>/otrs/index.pl?Action=AgentTicketZoom;TicketID={{value}}
- [Update Field]ボタンをクリックします。
-
[ITサービス管理画面リンク]ウィジェットの設定を変更します。
-
Side Navigationの[Visualize]をクリックします。
[Open a Saved Visualization]が表示されなかった場合は、再度[Visualize]をクリックしてください。
→[Open a Saved Visualization]が表示されます。
-
[Open a Saved Visualization]に表示されているウィジェットの一覧から、[ITサービス管理画面リンク]のウィジェットを選択します。
一覧上部にある検索バーに、キーワード(ダブルクォーテーションで囲ったもの)を入力することで一覧をフィルタリングできます。
-
[Markdown]内の<ITサービス管理の接続先>を変更します。
### [→ ITサービス管理画面を開く](<ITサービス管理の接続先>/otrs/index.pl)
-
プレビューボタンをクリックして、プレビューを確認します。
-
[ITサービス管理画面リンク]ウィジェットを保存します。
- Toolbarの[Save]をクリックします。
- 元のウィジェットを上書き保存するため、[Save as a new visualization]のチェックはOFFにします。
- [Save]ボタンをクリックします。