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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.0.0 ITサービス管理 管理者ガイド
FUJITSU Software

11.1.1 ポート番号を変更する

ITサービス管理で使用するポート番号を変更します。

事前の確認

  • ポート番号の変更は、以下のユーザーで実行してください。
    • Linuxスーパー・ユーザー
    • WindowsローカルグループのAdministratorsグループに所属するユーザー
  • デフォルトのポート番号は、「A.1 ポート番号一覧」を参照してください。

手順

  1. ITサービス管理を停止します。
    ITサービス管理の停止については、「7.3 ITサービス管理を停止する」を参照してください。
  2. 設定ファイルのポート番号を変更します。
    • Webコンソールのポート番号を変更する場合

      環境設定ファイル"httpd.conf"のポート番号を変更します。

      Linux
      /opt/FJSVbsmsvd/bsmahs/conf/httpd.conf
      Windows
      インストールディレクトリ\SWCBSM\FJSVbsmsvd\bsmahs\AHS22\conf\httpd.conf

      例) 変更後のポート番号が"18311"の場合

      :
      Listen 18311 
      :
    • データベースのポート番号を変更する場合

      ITサービス管理の設定ファイルと、PostgreSQLの設定ファイルのポート番号を変更します。

      • ITサービス管理の設定ファイル
        Linux
        /opt/FJSVbsmotrs/Kernel/Config.pm
        Windows
        インストールディレクトリ\SWCBSM\FJSVbsmotrs\Kernel\Config.pm

        例) 変更後のポート番号が"18312"の場合

        :
           $Self->{'Port'} = '18312';
        :
      • PostgreSQLの設定ファイル
        Linux
        データベース格納先/postgresql.conf
        デフォルトでは"/var/opt/FJSVbsmsvd/data"に格納されています。
        Windows
        データベース格納先\postgresql.conf
        デフォルトでは"インストールディレクトリ\SWCBSM\FJSVbsmsvd\bsmpgs\data"に格納されています。

        データベース格納先は、ITサービス管理セットアップパラメーターファイルのDB_PATHに指定した値です。

        例) 変更後のポート番号が"18312"の場合

        :
        port = 18312                            # (change requires restart)
        :
  3. "services"ファイルを編集して、手順2で変更したポート番号を変更します。
    • "services"ファイル
      Linux
      /etc/services
      Windows
      %systemroot%\system32\drivers\etc\services

      例)

      bsm-ahs     18311/tcp               # bsm-ahs
      bsm-pgs     18312/tcp               # bsm-pgs
  4. ITサービス管理を起動します。
    ITサービス管理の起動については、「7.2 ITサービス管理を起動する」を参照してください。
  5. 管理者でログインしたWebコンソール(運用者/管理者用)の管理画面で、[システム管理][システムコンフィグ]をクリックします。
  6. [選択した設定グループへ移動][Framework]を選択し、サブグループの[Core]をクリックします。
  7. [WebPort]の入力欄に、手順2で変更したWebコンソールのポート番号を入力します。
  8. [更新]をクリックします。
  9. Webコンソール(運用者/管理者用)からログアウトします。