今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。
No. | バージョンレベル | P番号 | 現象 |
---|---|---|---|
1 | V12.3.0 | PH14062 | [現象] JDBCドライバを利用し、カラムナテーブルに対してフェッチ操作を行うと、常に同じデータを返却し続け、処理が終了しません。 [発生条件] 1) JDBCドライバを利用する、かつ、 2) setAutoCommit(false)を指定する、かつ、 3) カーソルタイプを「TYPE_FORWARD_ONLY」に指定する、かつ、 4) Statement::setFetchSize()でフェッチサイズを0(デフォルト値)以外の値に設定する、かつ、 5) 4)で設定したフェッチサイズが、SELECT対象のテーブル件数以下、かつ、 6) SELECT対象のテーブルがカラムナテーブルの場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 |
2 | PH14170 | [現象] カラムナテーブルに対して、’::’を用いたキャストを行うと、クエリの実行に失敗します。 [発生条件] 1) カラムナテーブルに対してクエリを実行する、かつ 2) '::'を利用したキャストを行う場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 | |
3 | PH14173 | [現象] pgxa_import_fixed_dataシステム関数が無応答となります。 [発生条件] 1) 固定長形式のレコードを格納する場合。かつ、 2) pgxa_import_fixed_dataファンクションを使用する場合。かつ、 3) 32[KB]の倍数のデータを入力データとする場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 | |
4 | PH11434 | [現象] カラムナテーブルを結合したクエリを同時に実行すると、一部クエリが異常終了する場合があります。 [発生条件] 1) 複数クエリを同時に実行する、かつ 2) クエリ内で、カラムナテーブルが結合されている、かつ 3) 同時実行数×(結合対象のカラムナテーブル数+1)の合計が、カラムナデータベースの動作環境に関するパラメーター"-gm"の値を超えている場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 | |
5 | PH14098 | [現象] 1クエリで参照するカラムナテーブル/ビューの合計数が64を超えると、クエリの実行が異常終了する場合があります。 [発生条件] 1) 1クエリで参照するカラムナテーブル/ビューの合計数が65以上の場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 | |
6 | PH08672 | [現象] システム関数pgxa_export_fixed_dataを実行すると、エラー復帰する場合があります。 [発生条件] 1) システム関数pgxa_export_fixed_dataを実行する、かつ、 2) 1)のシステム関数の第3引数に出力クエリを指定する、かつ、 3) 2)に対して選択リストを使用する場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 | |
7 | PH14175 | [現象] バインド変数としてNumric型のデータを指定すると、クエリが異常終了する場合があります。 [発生条件] 1) カラムナテーブル/カラムナビューに対してクエリを実行する、かつ 2) バインド変数を利用する、かつ 3) Numeric型のデータを指定する場合 [環境] Symfoware Analytics Server Standard Edition V12.2.0 |