ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.5 導入運用手引書
FUJITSU Software

付録H (参考)アクション定義ファイル

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、Oracle インスタンスの監視において、Oracle インスタンスのエラー(ORA-xxxxx)を検出した場合、アクション定義ファイルの定義に従って動作します。
アクション定義ファイルには、Oracle インスタンスのエラー番号、エラーに対する対処方法、エラー内容が記述されています。

注意

  • アクション定義ファイルに定義されていない Oracle インスタンスのエラーは、Np と同じ扱いになります。

  • アクション定義ファイルに定義されている動作とは異なるケースがあります。

    • 表監視中の UPDATE で Oracle インスタンスのエラー(ORA-xxxxx)を検出した場合

      SQL コマンドの処理が継続できず、異常状態が続くことを防ぐために以下の動作となります。

      • Np と定義されたOracle インスタンスのエラーおよび定義されていない Oracle インスタンスのエラーは Rs として処理されます。

      • Wa と定義された Oracle インスタンスのエラーは Warning 通知後、Rs として処理されます。

    • Oracle インスタンスへの接続時に Oracle インスタンスのエラー(ORA-xxxxx)を検出した場合、Np または定義されていない Oracle インスタンスのエラーは Of として処理されます。

      以下のような状況が該当します。

      例: アーカイブ領域がフルの状態で監視がタイムアウトし、Oracle インスタンスへの接続時に " ORA-00257 (archiver error. Connect internal only, until freed.)" が発生する場合。

    • Oracle インスタンスへの接続時以外でORA-01012, ORA-03113, ORA-03135を検出した場合、Rs の処理を行います。