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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) V12.3.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

4.2.3 デーモンのコアイメージの採取

処理がハングアップした場合や、エラーメッセージの対処として指示された場合、各デーモンのコアイメージを採取してください。

採取の対象となるデーモンは以下のとおりとなります。

プロセス名

配置サーバ

採取契機

備考

dcdaemon

抽出制御サーバ

抽出処理の異常発生時

抽出処理がハングアップした時に採取します。

dcdaemon、dereqdmn、deagtdmn、decellを合わせて採取してください。

dereqdmn

抽出制御サーバ

抽出処理の異常発生時

deagtdmn

抽出サーバ

抽出処理の異常発生時

decell

抽出サーバ

抽出処理の異常発生時

Linux以下に 各デーモンに対するコアイメージの採取の手順を示します。作業はすべてスーパーユーザーで実施してください。

  1. プロセス ID の特定

    psにより、プロセス ID を特定します。grepの引数にコアイメージを取得したいプロセス名を指定してください。

  2. コアイメージの取得

    gcoreにより、デーモンのコアイメージをファイルへ採取します。

Windows以下に 各デーモンに対するコアイメージの採取の手順を示します。作業はすべてインストールを行った管理者権限を持つユーザーで実施してください。

  1. タスクマネージャーの起動

  2. [CTRL]+[SHIFT]+[ESC]キーを合わせて押してタスクマネージャーを起動します。

  3. プロセス ID の特定

  4. タスクマネージャーの[プロセス]タブを選択して、プロセス名を指定します。

  5. ダンプファイルの取得

  6. プロセス名を右クリックして、[ダンプ ファイルの作成]を選択します。