抽出コマンド機能は、Interstage Information Storageに格納されている蓄積データファイルから抽出条件式に該当するデータを抽出結果ファイルに出力します。抽出コマンドを実行するには、事前に抽出制御機能に関する情報を記述した業務定義ファイルと抽出条件を記述した抽出プロパティファイルを作成します。
抽出コマンドの実行は、dfbselectコマンドで行います。
業務定義ファイル「/business/business.xml」と抽出プロパティファイル「/property/property.txt」にて条件を指定して、抽出した結果を「/result/result.txt」に出力する例を示します。
dfbselect bus_file=/business/business.xml prop_file=/property/property.txt select_file=/result/result.txt
業務定義ファイル「D:\business\business.xml」と抽出プロパティファイル「D:\property\property.txt」にて条件を指定して、抽出した結果を「D:\result\result.txt」に出力する例を示します。
dfbselect bus_file=D:\business\business.xml prop_file=D:\property\property.txt select_file=D:\result\result.txt
コマンドを実行したあと、指定した条件に一致するXML文書が抽出結果ファイル「result.txt」に出力されます。
参照
抽出コマンドのパラメタの詳細は、“コマンドリファレンス”の“dfbselect”を参照してください。
抽出プロパティファイルの詳細は、“運用ガイド”の“抽出プロパティファイルの書式”を参照してください。
業務定義ファイルの詳細は、“運用ガイド”の“業務定義ファイルの作成”を参照してください。